「面接対策OK、忘れ物無し、スーツもシワがなく完璧!」
そのようにやる気満々で、いざ面接室へ。
挨拶も済ませ、「どうぞお座りください。」座る時、あなたが持っているカバンをどうしますか?
大げさかもしれませんが、カバンの置き方一つであなたの面接での採点が左右されかねません。
本番で戸惑わないためにも、面接室でのカバンの置き方を詳しくご紹介します。
因みに今回ご紹介するカバンの置き方は、男性女性問わずに使える方法です。
面接でカバンはどこに置く?
いざ面接室に入り、着席する際、自分が持っているカバンはどこにどのように置けばいいのでしょうか。
面接の流れに添ってお伝えしましょう。
面接室に入る際、ほとんどの方が自分のカバンを持って入室します。
カバンを持ったまま入室し、カバンを持ったまま椅子のところまで行き、椅子に座るように促されたら座ります。
椅子のところまで来たらこの時点でカバンを床に置いてしまう方が居ますが、まだカバンを置かないようにしてください。
「お座りください」と促されてから、カバンを置きましょう。
このとき基本、自分の利き手側にカバンを置きます。(集団面接等でスペースが限られている時は除きます)
自立タイプのカバンなら椅子に寄りかからせずに、椅子から数センチ離し、自立させて床に置きましょう。
自立型でないカバンの場合は、椅子に寄りかからせるように置きます。
自立型でないカバンは床に置いた際に形が崩れて見映えがよく無いことが多いため、面接の際は自立型のカバンの方が使い勝手が良さそうですね。
また不意に書類の提出を求められた際にも、自立タイプのカバンなら書類の出し入れが簡単です。
自立型でないカバンの場合は、形が崩れて見映えが悪いのに加え、書類を出す際にひざの上に置いて書類を捜さなくてはなりません。
これだと肝心な面接の際に別なところに気を取られてしまい、本領発揮ができなくなります。
カバンを椅子やテーブルに置いても良い?
面接を受ける場所によってはカバンを置くための椅子やテーブルが設けられているところもあります。
面接官の方から、「カバンは椅子やテーブルの上に置いてください。」と指示がある場合も。
その際は「ありがとうございます。それではこちらに置かせて頂きます。」と、一言お礼を言ってから置くようにしましょう。
カバンを置くための椅子やテーブルが設けられている場合、気をつけるべき点があります。
それは、用意に持ち物が取り出せない点です。
自分が着席する椅子のすぐ隣にカバン用の椅子や机が準備されているところは差ほど問題ないのです。
少し距離がある場合、「書類を取りますので」と言って、少し席を離れるのはあまりよろしくないです。
この場合は必要最低限の持ち物(メモを取るためのノートやペン、場合によっては事前に準備をするように言われた書類等)をカバンから取り出しておき、自分の膝の上に置いたままの状態で面接を受けるようにしましょう。
余談になりますが、面接には必要最低限のものを持参しましょう。
「あれも必要これも必要」と、余計なものまで持参し、ファスナーやボタンが閉まらなくなる程カバンがパンパンに膨れてしまう方が居ます。
面接官から見ても他の受験者から見ても、かなり見苦しいですよね。
いくら自立型のカバンを使用しているからといっても、形が変形する程中身がパンパンであれば、自立出来ずに倒れてしまいます。
またカバンの中に入れているものが多い程、必要なものをさっと取り出せなくなります。
それを防ぐためにも、持ち物は必要最低限のものにしましょう。
まとめ
これまでご紹介したことを簡単にまとめます。
・面接を受ける際、着席を促されたら着席して、この時点でカバンを置く。
・カバンを置く位置は自分の利き手側に置く。(但し集団面接等、特殊な環境の場合を除く)
・カバンは自立型がベスト。自立型でないものはあまり使用しない。
・カバンは自身が座っている椅子から数センチ離しておくと、カバンの中のものが取り出しやすい。
・面接には必要最低限のものを持参する。カバンの形状が変わる程の量を持参するのは好ましくない。
・カバンを置くための椅子やテーブルが設けられている時は、必要なものを取り出し、自分の膝の上に置いて面接に望む。
以上になります。
また面接は遠方から会場に向かう方も多いと思います。
キャリーバッグを持っている方は、宿泊先のホテルかコインロッカーに預けるようにしましょう。
やむを得ず、会場に持っていかなければならない時は、その会社の面接担当の方に事情を説明し、面接の間だけ預かってもらうようにしましょう。
最後になりますが、夏や冬に面接を受ける際、脱いだジャケットやコートは自立させたカバンの上に垂れ下がらないように置いてください。
面接という緊張感が漂うところでは、意識しすぎる余り、自分でもびっくりするような不自然な行動を取ってしまうことがあります。
面接で聞かれることに対しての返答の準備も必要ですが、面接会場への入室から退室までの自分の行動をシュミレーションし、気持ちに余裕を持って本番に挑むようにしたいですね。
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