10年落ちで多走行のワゴンRを少しでも高く買い取ってもらう方法
ワゴンRとはトールワゴンの先駆けとなった軽自動車です。
ワゴンRは初代から人気の高い車ですが
中古市場でもかなり多くある車種なので
査定金額も気になるところではないでしょうか。
・10年落ちのワゴンRでも買取をしてもらえるのか
・10万km走行している軽自動車は価値がないのではないか
・高く買い取ってもらうためにはどうすれば良いのか
以上のような疑問を今回は解消できるように
一つ一つ紹介していきます。
●10年落ちのワゴンRの買取相場とは?
10年落ちのワゴンRで走行距離が1年1万kmと計算すれば
10万km走行しているクルマも出てくるはずです。
確かに、10万kmも走行している車と言うのは
どんなに人気のある車種であっても買取値段は下落傾向にあります。
筆者も過去に2年落ち「ワゴンR走行距離1万km程度」を所有していたこともありましたが
買取値段は全くつかないと言われたこともあります。
理由は、その買取業者では軽自動車の需要がほとんどないからだと言っていました。
ただ、1件だけの買取業者だけに査定をしてもらっても
値段が付かない場合と値段が付く場合もあるのであきらめないことですね。
●基本的に高く買い取ってくれる車の基準
ワゴンRだけに限りませんが買取査定をしてもらう場合は
走行距離も関係してくるのは間違いありません。
たとえば、走行距離19万kmのH20年式のワゴンRと
走行距離7万kmでH15年式のワゴンRのの2台あったとして
H15年式のワゴンRのほうが買取値段が高い場合も実際にあるのです。
つまり、年式が新しくても走行距離が10万kmを超えている場合は
安く買い取られる可能性が高くなるというわけですね。
また、人気のある色も査定の基準になることもあります。
もし、黒色が人気があるという場合は
黒色の車のほうが同じ年式と似たような走行距離でも
人気色のほうが買取値段が高くなることもあります。
基本的には、走行距離が短い車のほうが買取値段が高くなりますし
ディーラーオプションが装備されている車種も買取値段が高くなる傾向にあるようです。
●人気車が高値で売れるというのは単なる幻想!
ワゴンRのように人気のある車種の場合は
モデルチェンジを繰り返すたびに乗り換えをする人が多くなります。
なので、モデルチェンジ前の車が中古車市場に一斉に溢れだします。
確かに、人気のある車種の場合は高く買い取ってもらえるような気もしますが
タイミングが違えば価値が低くなってしまい買取値段も低下する可能性もあるのです。
つまり、タイミングによっては買取値段が普段よりも低くなり
満足できる買取金額ではなくなるという事になります。
さらに、フルモデルチェンジをする予測がたち始めると
徐々に買取値段は低下していく傾向にあるようです。
●ワゴンRを高く買い取ってもらうための方法
10年落ちのワゴンRを少しでも高く買い取ってもらうには
この先に説明する2つの方法が良いといえます。
古くて走行距離が多い車でも買取値段が付く方法を
次は紹介していきます。
■複数の買取業者に査定をしてもらう
1つだけの買取業者に査定をしてもらうのではなく
複数の買取業者に査定をしてもらうことで
どこが一番高い値段で買い取ってもらえるのかを知ることができます。
さらに、複数の買取業者に査定をしてもらうメリットとしては
色んな買取業者の値段と比較できるという事です。
確かに、複数の買取業者に査定をしてもらう事は
色んな買取業者から電話が殺到するかもしれません。
しかし、処分したい車の買取値段を
色んな買取業者が提示する値段を比較できるので
一番高い値段を出した業者に売ることもできるのです。
つまり、複数の買取業者に査定をしてもらうことで
一番高い値段を提示した業者に買い取ってもらえるという事です。
10年落ちの軽自動車でも諦めないで
買取業者に査定をしてもらうようにしましょう。
■複数の買取業者に値段が付かないと言われた時の最終手段
よしぶー「10年落ちのワゴンRだけに限らず軽自動車と言うのは買取値段がとても安いと思われていますよね」
高橋さん「そうですね、多くの人は軽自動車を馬鹿にしすぎていますからね、どうしても安い値段で買い取られると考えてしまうのです、でも軽自動車だけではなくて乗用車であってもディーラーなどで下取りをしてもらう人がいますが、そうすると安い値段で買い取られるケースもあるのでやめたほうが良いです」
よしぶー「ディーラーで下取りに出すことで、安い値段で買い取られるのは車を買う資金として買い取られるのでどうしても安い値段で引き取られてしまうのですよね」
高橋さん「それだけではありませんよ、実はディーラーが安い値段で引き取るには大きな理由があります」
画像:ディーラーの下取り値段が安い大きな理由とは?
・販売ルート(流通経路)の違い
・査定するポイントの違い
・競争相手の違い
高橋さん「以上のことが大きな理由となっています、さらに、引き取った車はディーラーの中古車販売コーナーで売るので、どうしても安い値段となるわけですね。ディーラーは純正オプションをプラス査定にしないケースが多いのです。しかも悪質なディーラー営業マンの中にはお客さんが買取値段の相場を知らないのを良い事に、相場よりもかなり安い値段で最初は提示してきて、自分が頑張ったフリをして相場に近い金額を見せてお客さんを満足させるテクニックもあるようです」
よしぶー「確かに、そんな手にひかっかったこともありますけどね・・・」
高橋さん「無論、新車を買いに来たお客さんは車を買いに来たのであって売りに来たわけじゃないのです、なので買取相場なんて調べていないので知らないケースがほとんど、また、買い取り専門店のように他の店と買取合戦をする必要のないディーラーは別に高く車を買い取る必要がないというわけなのですよ」
よしぶー「う~ん、なるほど・・・」
●まとめ
車の下取りは10年落ちの軽自動車だけに限らず
ディーラーで下取りをしないほうが賢明な判断と言えます。
中古車販売店でも同じことが言えますので
車を少しでも高く買い取ってもらうには
買い取り専門店で査定を依頼するべきでしょう。
さらに、複数の買取業者に値段が付かないと言われた場合は
最後の手段として「廃車専門の買取業者」に査定依頼をしてもらったほうが良いですね。
そうすることで0円以上にはなる可能性が高くなります。
廃車専門の買取業者に査定をしてもらうほうが
多少は値段が付くはずなので諦めないでくださいね。
廃車専門の買取業者は古い車でも高く買い取りますし
走行距離も10万kmを超えていても買い取ってくれます。