エアロスタビライジングフィンは燃費向上の効果は本当にある?
2011年くらいからトヨタ自動車がエコカーの「アクア」に
エアロスタビライジングフィンを採用しました。
エアロスタビライジングフィンというのは
細長い突起のある形状をしたエアロパーツで
トヨタ車の新車の一部に取り付けられています。
さらに、これは単なるデザインではなくて
ちゃんとした機能があります。
それは、空気の流れを整えて
燃費の向上を狙ったものだといえます。
さらに、エアロスタビライジングフィンを装着することで
空気の渦が発生し車両のブレを抑えて加速する車を安定させるという効果もあります。
確かに、眉唾物だと考える人もいるかもしれませんが
無意味なものをメーカーが付けるわけがないので
やはり、燃費などに関する何らかの効果があるに違いないでしょう。
Contents
エアロスタビライジングフィンを自分で取付ける時の位置
エアロスタビライジングフィンを取り付けると
効果がある位置は空気の流れが早い部分に
取り付けるのが効果的です。
例えば、ドアミラーと車体側部の間などに取り付けたり
テールランプの横に取り付けたりすると効果が期待できます。
トヨタが販売している新型車などを参考にしてみると
ドアミラーと車体の側面やテールランプの横に
エアロスタビライジングフィンが取り付けられています。
エアロスタビライジングフィンの値段は?
出典:トヨタHP
エアロスタビライジングフィンの値段は楽天市場で
一番最安いのが「6000円」で販売されていました。
高いエアロスタビライジングフィンで「19000円」なので
取り付けるにはちょっとした勇気が必要ですよね。
「取り付けてみたいけど値段が高いなぁ」
少しでもそう思ったなら
かなり安い値段で同じ効果が期待できる製品があります。
それは、近くの大手カー用品店で購入できる
「エアロフィン」と呼ばれる部品です。
値段的にも「600円」くらいで販売されているので
手軽に試してみることができますよ。
エアロフィンの効果的な取り付け位置
エアロスタビライジングフィンは値段が高いですが
代用品として「エアロフィン」というのがあります。
エアロフィンはトヨタのエアロスタビライジングフィンより
かなり小さいですが、それなりに効果は期待できるはずです。
また、エアロフィンもトヨタ車を参考にして
効果的な取り付け位置に張り付けていけば
同じような効果が得られると考えられます。
なので、エアロフィンもドアミラー周辺の車体側面と
テールランプの横に取り付けると良いですね。
エアロスタビライジングフィンは普通車に取付けても無駄?
エアロスタビライジングフィンは普通車に取り付けても
全く効果がないのでしょうか?
実は、全くそんなことはありません。
なぜなら、最新のトヨタ車を見る限り普通車も
エアロスタビライジングフィンを取り付けられているからです。
さらに、純正オプションにまでしているくらいなので
効果がないということはまずないといえます。
また、エアロパーツにしろエアロスタビライジングフィンにしろ
スポーツタイプの車じゃないと効果が出ないと思い込んでいる人は
かなり多いように思えます。
ですが、普通の車であってもエコカーであっても
取り付けると同じ効果が必ず出るといえます。
しかも、燃費向上の効果もあるので
スポーツタイプの車種じゃないとダメってことはないはずです。
エアロスタビライジングフィンには
以下のような効果があるので普通の車であっても取り付けても良いといえます。
・風切り音防止
・コーナリング時の安定性の向上
・燃費の向上
自分で取り付ける場合に必要な道具とは?
自分で取り付ける場合は
「パーツクリーナー」と「ウエス」を用意しましょう。
さらに、エアロスタビライジングフィンを
まっすぐに取り付けるためにマスキングテープも用意します。
つまり、エアロスタビライジングフィンは
燃費向上の効果は本当にあるのかといえば
空気の流れを整えて燃費が向上するということです。
とりあえず、ドレスアップ効果も高いので
興味があるなら取り付けてみるのも良いですね。
エアロスタビライジングフィンが高くて買えないという場合は
エアロフィンでも代用ができるので買って取り付けるのも良いですね。
まとめ
エアロスタビライジングフィンを取り付ければ
効果はあるというのは間違いありません。
ただ、取り付け位置は決まっているようなので
意味のない部分に取り付けても効果は薄いといえるでしょう。
筆者がおすすめする取り付け位置は「ヘッドライト横」「車体側面」「テールランプ横」です。
効果を体感するのは基本的に難しいかもしれませんが、何らかの変化はあるはずなので取り付けを検討してみてはいかがでしょうか。