坂道発進も怖くない?MT車にヒルスタートアシストコントロールが取り付けられ安心!

MT車の難関といえば「坂道発進」ではないでしょうか。
自動車教習で技能試験で最も筆者を苦しめてきたのが
「坂道発進」でした。
教官のアドバイスにより、坂道発進ができるようになった筆者は
今でも、昔に教えてもらった方法で坂道発進をします。
本記事では、MT車の坂道発進も怖くなくなったという話を
していこうと思います。
Contents
ヒルスタートアシストコントロールとは?
簡単に言えば、急な上り坂での発進を
後退しないようなサポートを受けながら発進できるシステムのことです。
運転手が坂道発進時にブレーキペダルからアクセルペダルに踏みかえるときに
車が後退することを防止し自動的に軽いブレーキが数秒間かかっています。
なので、容易に坂道発進が可能となりました。
筆者が知る限りではAT車にしか装備されていなかったように思ってましたが
近年ではMT車でもヒルスタートアシストコントロールが装着されている車種もあるようですね。
メーカーによっては「ヒルスタートアシスト」と呼んでいる場合もありますが
基本的なシステムは同じです。
どんな車に取り付けられている?
スポーツカーを中心に、ミニバンなどにも装着されている場合があります。
トヨタ車の場合は、取り付け車種が多いようなので
MT車を久々に運転したいという層にもありがたいのではないでしょうか。
筆者の知るところによればトヨタの場合は「ヤリス」「カローラスポーツ」「ルーミー」
「シェンタ」「ヴォクシー」「ヴェルファイア」「ノア」「ハイエースワゴン」などの装着されているようです。
そんなのに頼るくらいならATに乗れ!って大きなお世話だ!
MT車のサポート機能に対し「そんなのに頼るくらいなAT車に乗れ」という意見も
ネット上にちらほらとあります。
しかし、MT車には車を操る楽しさというものがあり
AT車では味わえない運転方法があります。
さらに、車を自分で操っている感覚は
AT車では絶対に味わうことができないでしょう。
また、近年ではアクセルとブレーキの踏み間違いが多い。
なので、ある年齢を超えたら
ヒルスタートアシストコントロール機能を持った
MT車を筆者は強くお勧めしたいです。
坂道発進での緊張も緩和される!
初心者でもベテランでも一番緊張するのが
坂道発進です。
最近では、異様に増えた後続車がギリギリ接近して
信号待ちをしてくるという状況。
確かに、「俺は坂道発進で絶対に後退しない」という自信があるなら
わずか数ミリ程度接近されたところで、鼻歌交じりで見事に坂道発進をしてくれるでしょう。
しかし、多くの人はわずかに後退してから
発進するという場合が多いのです。
「俺はそんなへまをしない」という人もいますが
ここでは、そんな「あなた」のことは言ってませんのでご安心ください。
ヒルスタートアシストコントロールは2秒間ほど
ブレーキが保持されるので、その2秒間の間に発進してしまえばOK。
ただ、「俺にこんな機能は不要だ」と変なプライドは捨てて
使える機能は使ったほうが良いと筆者は思うのです。
ある程度慣れてきて本当に必要なくなったら
「オフ」にすれば良いと思ういますがいかがでしょうか。
まとめ
筆者は今でも坂道発進は苦手意識があり
後退する可能性を考慮してしまうのです。
そういう時に限って、なぜか後続車はベタ付けしてくる・・・
しかも、少し前進して車間距離を広げたら
なぜかキンギョのフンみたいに付いてくるのです。
そんな状況に陥ってもヒルスタートアシストコントロールさえあれば
難なく切り抜けることができるでしょう。
MT車にはMT車の楽しさというのがあるので
また味わってみてはいかがでしょうか。