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高級車とはいくらから?なぜわざわざ高い車に乗るのか

コラム
この記事は約 9 分で読めます。

高級車っていえば、一般的に思いつくのが、「フェラーリ」「ランボルギーニ」「ベンツ」ではないでしょうか。

ですが実際には、高級車と呼ばれる車は国内にもありますし、海外には途方もない金額で聞いたことのないメーカーの車も実在します。

本記事では、高級車とはいくらからなのかについて、お伝えしていきます。

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高級車とはいくらくらいから?

1990年くらいまでの高級車の定義は、端的に言えば値段が高いということでした。

一般的な新車販売価格が500万を超えた時点で、高級車と言われることが多かったのです。

しかし現在の車は値段が高騰しているため、500万円では高級車とは呼べなくなりました。

 

その理由としては、コンパクトカーでもフル装備にすると400万円近くになるからです。

さらにいえば、SUVのハイブリッドモデルを選ぶ場合は、最初から200万円を超えていることが多いです。

つまり、一般的なSUVであっても、装備をいくつか取り付けるだけで500万円を超える可能性もあるということになります。

さらに上の金額を見ると、1000万円以上の高級車も実在しているのです。

そう言った車は数千万円で販売されるのが当たり前であり、数億円から数十億円の新型も出回っているのです。

こうした車を買う人は、本当に限られています。

昔の言う「高級車」と現在の「高級車」は、イメージ的にも随分と変化しているでしょう。

つまり、新車価格がいくらからが高級車ということは、一概に決めることができないのも事実です。

現在の高級車はどんな車を指すのか

最近はいろいろなボディタイプの車が、各メーカーから販売されています。

ポルシェなどもSUVを販売しており、ボディタイプに縛られない販売を展開しているのです。

 

ただ、高級車というのは国やメーカーによっても定義は違いますが、共通して次のような特徴があります。

  • 車両価格が高額である
  • 高い排気量・加速性能がある
  • 歴史や品格がある
  • 仕立ての良さが備わっている

以上のような特徴を見れば、普通の車と高級車との差があるというのが分かるのではないでしょうか。

高級車と普通の車との違い

高級車はメーカーの最新技術を、ふんだんに取り入れた車です。

多くの人が知っている通り、普通の車と高級車ではボディ剛性が大きく違います。

 

もちろん、高級車のボディ剛性は普通の車よりも、高く設定され開発されているのです。

ボディ剛性というのは外部からの力に対する強度の度合いで、安全性に左右される重要な部分だといえます。

金持ちや政治家などが高級車を買うのは、安全性が高いからだといえるでしょう。

高級車は普通の車よりも性能が高いのはもちろんですが、静粛性も普通の車よりも高いです。

また、乗り心地に関しても、ゴツゴツ感はなく段差を乗り越えても、普通の車のような衝撃はほぼ皆無です。

高級車の魅力とは?

高級車の魅力は、上質な内装ではないでしょうか。

最近では普通の車も、上質な内装が採用されています。

 

ですが、高級車と比較すると、やはり劣る部分は多数あるのです。

本革シートや木目調の装飾品など、高級車には取り付けられています。

さらにシートヒーターやベンチレーションシートに、マッサージ機能がついているなどもあるのです。

車種によってはテーブルがあったり冷蔵庫があったり、24型テレビが備わっていたりして快適な空間を確保しているケースもあるのです。

乗車する人に対し、最高の快適空間を味わってもらえる装備が整っています。

高級車のメーカーでは、限定モデルというものを販売することがあるのです。

これは生産台数を極端に少なくしたモデルで、限定モデルならではの特別な装備やデザインなどが特徴と言えるでしょう。

たとえば、アストンマーティンの「V12ヴァンキッシュS」は、世界で175台しか生産されていません。

「V12ヴァンキッシュS」も限定モデルですが、特別装備としてカーボンファイバー素材を多く採用し刺繍入りシートなども、採用しているのです。

「V12ヴァンキッシュS」を所有するというだけでも、車好きならうらやむ存在になるのではないでしょうか。

なぜわざわざ高級車に乗るのか?

高級車と言えば一般的には、豊かさや成功などを象徴するステータスのシンボルではないでしょうか。

高級車を買う人の多くは貧乏から成りあがった人もいますし、生まれたときから富裕層だった人もいます。

 

高級車をわざわざ名で買うのかについては、以下の通りです。

  • ステータスや地位を表すから
  • 資産価値があるから
  • 節税目的
  • 安全性が高いから

それでは、一つ一つ紹介していきましょう。

ステータスや地位を表すから

高級車を買うということは、高いステータスをアピールできます。

ただ、「ステータス」という言葉には「見栄」と混同されがちですが実際は違います。

 

見栄とは、外見をよりよくしようとする態度。

見栄は周囲からよく見られたいがために行うことで、ステータスとは意味合いが異なるのです。

ステータスとは、社会的な地位や身分を示します。

ステータスを示すことは、本来の地位を見せるということになるので、見栄とは違う意味になるのです。

他人からの評価を大切にしている富裕層は、自分のステータスに見合った高級車を所有します。

高級車を所有することで似たような富裕層との人脈を、広げるきっかけにもなるのです。

資産価値があるから

高級車はステータスをアピールするためだけのものではなく、富裕層にとっては「売るため」でもあります。

「言っている意味が分からない」という人もいるかもしれませんが、富裕層は「好きで乗る」というより、値落ちしない資産価値が高いから乗るというほうが正解でしょう。

 

つまり、富裕層にとって高級車は資産であり、単なる移動手段だといえます。

ちなみに、資産とはお金を生み出すものであり、高級車がお金を生み出すのは買った時よりも高く売れる場合や、他人に貸して収益が入った場合です。

車を売却する場合でも、値段がなかなか落ちないということも高級車が選ばれる理由です。

たとえば、300万円の車を買って、10年後に売却したとすれば100万円で売却できればいいほうでしょう。

最悪なケースでは、走行距離や状態によって3万円の査定金額になることもあります。

高級車の場合は1000万円で買って、10年後に800万円で売却できるのです。

ただ、こうした例えは極端かもしれませんが、普通の車は10年経過したら高値では売れません。

しかし、高級車の場合は10年経過しても価値はあるので、高く売れるのです。

場合によってはプレミアがついて、新車よりも高く買い取ってくれるケースもあります。

一般的に新車を買うときは、売るときのことは全く考えないことが多いでしょう。

富裕層が車を買う場合は、売却時の価値も考えて買うのです。

高級車でも年月が経過すると値段が、格段に落ちるのは意味がありません。

なので、気象で手に入りづらいモデルを買えば、それは資産に化けるということです。

節税目的

富裕層の中には、節税目的で高級車を買う人もいます。

自分で事業をしている場合に限っての話ですが、高級車を営業に使用すれば経費として計上できます。

 

つまり、値段の高い車を買うことで、納税額を少なくできるのです。

減価償却の関係も考える必要があり、新車の場合は耐用年数が6年で購入してから、6年に分けて減価償却費を計上するのが決まりとなっています。

安全性が高いから

高級車はメーカーの最新技術が盛り込まれているため、安全性は普通の車よりも高いです。

たとえば、ボルボなどは衝突時の脊髄損傷やむち打ち症のリスクを軽減するシート構造や、酩酊状態や、注意散漫を検知し車を停止するなどの技術が搭載しています。

 

メルセデス・ベンツも日産と同じく、自動運転技術に力を入れているのです。

最先端のセンサーシステムにステアリングアシストを組み合わせた、インテリジェントドライブを採用。

危険回避と運転負荷の軽減を実現しています。

このように、高級車は安全性が高いし信頼できるという理由で、買う人がいるということです。

高級車を買うことはお金の無駄なのか?

高級車を買うことはお金の無駄だというのは、「車は単なる移動手段」「車を資産と考えていない」などが考えられます。

ただ、高級車を買う人にとっては、資産であり人脈を増やすきっかけの道具にしかすぎません。

 

我々一般人にとっては、車と言うのは単なる移動手段か趣味で乗る程度です。

車によって利益が増えるとか、人脈が増えそれが収益につながることはありません。

しかし、高級車を好んで買う人にとっては、それは利益を増やすきっかけなのでお金の無駄にはならないのです。

なぜなら、富裕層にとって高級車というのは、お金を生み出してくれるアイテムの一つだからです。

高級車を所有する際の注意点

高級車は背伸びをして買うものではなく、収益につながらないのに買うものでもありません。

資産価値があるかどうかを見極めつつも、余裕で買うことが出来なければ意味がないのです。

 

高級車を買って生活を脅かす存在になるなら、それは確かにお金の無駄にしかなりません。

ただの見栄で買うなら、中古の元高級車を買ったほうが気分を味わえると思えます。

最近は一部の高級車も、ローンを組んで買うことができるそうですが貧乏人は手を出さないほうが身のためだといえますね。

まとめ

高級車をわざわざ買う理由としては、資産価値があるということです。

高級車を所有することで、自分のステータスをアピールすることができます。

 

ただ、富裕層は見栄で買う人は少なく、多くはステータスのために買う場合がほとんどのようですね。

また、新車を買う場合でも将来的に価値は下がっていくのかなども、考えて選ぶことが多いのも高級車を買う人の特徴でしょう。

高級車は今では500万円以上とはいいますが、具体的には1000万殻が高級車になるのではないでしょうか。

現在の車は値段が高騰しているので、普通のコンパクトカーでも色々装備をつけると300万近くになります。

これがハイブリッド車になると、500万円を超えるケースもあることを考えると、高級車の定義も自然と上がってしまうのも仕方ないことでしょう。

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よしぶー

よしぶー

実際にガソリンスタンドに勤務し、エンジンオイル交換や洗車などの作業を5年ほど経験。
自身の愛車も自分で電装パーツの取り付けや、チューニングなども行ったことがある。
ウェブライターとして10年以上の経験があり、車関連の記事など経験をもとに執筆。

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