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AT車とMT車どっちがスポーツ走行ができる?本当にサーキットで楽しめるミッションとは?

コラム この記事は約 8 分で読めます。

MT車でサーキットを走ると車を操っているという感覚がするので
スポーティに走行をしているような気分になります。

これまで、スポーティな車と言えば
MT車が主流でした。

ですが、現在はAT車でもスポーティな車が存在していて
サーキットでもAT車で走行させる人も増えてきました。

今回はATとMTの違いやメリット・デメリットなどや
ATではスポーティな走りはできないのかどうかなどを紹介していきます。

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ATとMTの違いって何?

ATは「オートマチックトランスミッション」の略です。

呼び方は「オートマ」と
そのように呼ばれています。

MTは「マニュアル・トランスミッション」の略です。

マニュアル車の場合は「マニュアル」などや
「ミッション車」という呼び方をします。

オートマでもマニュアルでもトランスミッションの役目は同じで
エンジンの動力をタイヤに伝えるという伝達装置なのは変わりません。

トランスミッションとは日本語で言えば
「変速機」という意味です。

エンジンの動力を走行状況に応じて
効率よくタイヤに伝える役目を持っています。

ATのメリット

・免許証を取りやすいし値段も安い
・運転がとても簡単
・中古車も選び放題で、ほとんどがオートマ車

オートマ車の免許証は簡単にとりやすく
運転もとても簡単です。

極端に言えば、足さえ届けば小学生でも運転は可能です。

運転が簡単なだけに
誤操作も発生しやすいのが現状です。

車の運転には下手や上手いなど適性がありますが
オートマ車の免許証は取得できないことはほとんどありません。

新車販売している国産車の98%以上はオートマ車で
新車ではオートマしか設定がない車種も存在しています。

少なくともマニュアル車がない車種は存在しても
オートマ車が存在しない車種はありません。

昔は一般的な車種にもマニュアル車は存在していましたが
現在は、ちょっとしたスポーティな味付けをした車種のみが
マニュアル車を設定しているという場合があります。

中には、例外もありますけどね。

ATのデメリット

・車好きにとっては物足りない
・オートマ限定解除には時間と費用が必要
・誤操作の可能性も考えられる

車を運転が大好きだという人にとっては
オートマは、かなり退屈なミッション形式といえます。

サーキットを走るにしても
アクセルを踏んでいるだけというのは
つまらない時間だといえますね。

さらに、コーナーリングもオートマ車は
アクセルやブレーキ操作、そしてハンドル操作だけでつまらなく感じます。

オートマ限定解除をする場合は
3日くらい必要で時間と費用が必要になります。

最近では、オートマの事故が増えていて
アクセルとブレーキの踏み間違いが起きています。

MTのメリット

・色々な運転テクニックを試せる
・車を自分で操っているという感覚がする
・運転するのが楽しくなる

マニュアル車には有名な運転テクニックで
「ヒールアンドトゥ」というものがあります。

ヒールアンドトゥとは減速をしてシフトダウンをするときに
右足の爪先でブレーキを踏みながらかかとでアクセルをあおり
エンジン回転数を上げギアの回転数を同期させるテクニックです。

ヒールアンドトゥは、いきなりの減速に対し
トランスミッションの負荷を小さくするテクニックです。

ブレーキを踏む力を変えないでアクセルを同時に踏むという操作は
慣れないとなかなかできないものです。

実は、筆者もマニュアル車を運転していたころは
ヒールアンドトゥを何度も練習をしていた時期もありました。

車好きなら色々と試したくなるテクニックが
マニュアル車ではできるのです。

マニュアル車の醍醐味としては
車を自分で操っているという関学がします。

オートマでは車に操られている感覚で
何らかのトラブルが発生すると対処できないというデメリットもあります。

しかし、マニュアル車なら何らかのトラブルが起きても
どうにかして自分で対処できる可能性があるのです。

なによりも、マニュアル車は運転をしていて
とても楽しい気分になります(車好きだけかも)

MTのデメリット

・運転がむつかしく坂道発進は後退する可能性もある
・未成年者では見様見真似だけで運転できる代物ではない
・渋滞などでは運転が煩わしくなることもある

マニュアル車は運転がむつかしく
発進時に、初めて運転する人のほとんどが
エンストをして発進させることができません。

また、マニュアル車の宿命というべきか
坂道発進ではうまく発進させないと車が後退してしまいます。

最近の運転手は「この車はオートマだ」と勝手な思い込みで
驚くほどギリギリに前方の車に接近して停車する運転手が多いです。

ポイント

そのため、マニュアル車の場合は
かなり慎重になって発進しないといけないので
気を遣う場面が多いかもしれません。

外国でも国内でも未成年が勝手に鍵を持ち出し
車を運転するという事件をたまにニュースで見ます。

それは、オートマ車は運転がとても簡単なので
未成年でもすぐに運転ができるのです。

しかし、マニュアル車の運転にはコツが必要なので
未成年者が見様見真似だけで運転をすぐにできるというわけではありません。

マニュアル車の運転には練習が必要で
最初からうまく発進させられた人間がいたとすればそれは天才でしょう。

ATでスポーティな走行は楽しめないって本当?

私の意見ですが、オートマでもスポーティな走行は可能です。

ただ、それは、ハンドル操作だけに依存した
スポーティな走りになります。

車好きから言わせれば
オートマでのスポーツ走行はあり得ないかもしれませんね。

とはいえ、最近のオートマ車は昔ほど性能が低くないので
マニュアル車に引けも劣らないスポーティな走行が実現できます。

その理由は、次に説明していくことにしましょう。

車を操る楽しさを味わえるのはMTだけとは限らない!

オートマにも「セミオートマチック」という機能を持った車種があり
私の知っている限りでは「ライズ/ロッキー」「現行型ポロ」
「H17年式マックス(RSターボのみ)」「現行型アルト下級グレードのみ」くらいですね。

ほかにもあると思いますが
キリがないのでこれくらいにしておきます。

こうした、セミオートマチックは色々な呼び方がありますが
当ブログではすべてを含めて「セミオートマチック」と呼ばせていただきます。

セミオートマチックは、クラッチ操作を自動化させた
自分でシフトチェンジができるオートマチックのことです。

セミオートマチックは「オートマ限定免許」の人でも
気軽に運転できる車です。

なぜなら、オートマ車の定義というのは
クラッチペダルのない2ペダルの自動車だからです。

セミオートマチックはシフト又はハンドル周辺にある「パドルシフト」を操作して
ギアチェンジをするので、マニュアル車と同じく車を操っている感覚を手軽に楽しめるのです。

セミオートマチックはF1などのレースでも採用されているので
スポーティな走行ができないというわけではないと理解できるでしょう。

ポイント

セミオートマチックは「オートマチックモード」を選べるので
渋滞の時は「オートマチックモード」にすると良いでしょう。

ちなみに、フォルクスワーゲンのディーラーで聞いた話では
走行中でもオートマチックモードとマニュアルモードを切り替えても問題ないと言っていました。

AT車でサーキットは走れる?

結論から言えば、オートマ車でもサーキットを走れますが
向き不向きがあります。

オートマにもいろいろな種類がありますが
サーキットに向いているオートマも存在しています。

それは、先ほど説明した「セミオートマチック」なら
普通のオートマよりも運転が楽しめると思われます。

ただ、オートマでもCVTというトランスミッションの場合は
サーキット走行に向いていないためサーキットで楽しめるかどうかは不明です。

車の限界スピードだけを楽しむというなら
CVTでも問題なくサーキットを走れますし楽しめるでしょう。

CVTは、元々燃費をよくするために開発されたトランスミッションなので
アクセルを踏み込んでから加速し始めるまでのタイムラグが大きいです。

アクセルを踏んですぐに加速を始めるような車なら
サーキットでも十分楽しめるような気もします。

あえて、CVTの車でサーキットを走り
運転テクニックを向上させるという方法もありますが
一般の人がそこまでして練習に励む必要はないかもしれませんね。

ポイント

やはり、オートマでもセミオートマチックのほうが
サーキットを走ってもそれなりに楽しめるでしょう。

ですが、マニュアル車でサーキットを走ったほうが
運転を楽しめますけどね。

まとめ

最近のオートマは、発進が良いので
マニュアル車よりも早いケースが多いと言われています。

しかし、所詮は電子制御なので
少しは電気的なロスがあると思われます。

そう考えると、まだまだ機械式のマニュアル車のほうが
発進は速いのではないでしょうか。

私は今でもマニュアル車のほうが
発進は速いと思っていますし燃費も良いだろうと思っています。

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