オートエクゼのフロアクロスバーのレビュー!DJ系デミオに取り付けた手順も紹介
オートエクゼのフロアクロスバーを
筆者のデミオに取り付けました。
本記事ではDJ系デミオにフロアクロスバーを取り付ける手順に関してや
フロアクロスバーは無くても良いのかについてもお伝えしていきます。
Contents
オートエクゼのフロアクロスバーとは?
オートエクゼが販売しているフロアクロスバーとは
フロア上部の左右を連結してタワーバーの効果を発揮させるパーツです。
サスペンションの上部を連結して
ボディのねじれを抑えるのがストラットタワーバーの役目です。
その効果に関しては、「効果がある」「効果がない」の2つの意見がありますが
どちらも実は正解といえます。
なぜなら、同じ車であっても使用環境などが違うので
ボディ補強の効果も車によってばらばらだからです。
フロアクロスバーの効果を実感できるのはハッチバックタイプや
ミニバンタイプなどユーティリティを配慮した車。
ミニバンやハッチバックのリアにはサスペンションのストラットタワーが
存在しないので取り付け方法も限られてしまいます。
とくに、スポーツカーではないデミオに関しては
ボディ補強パーツは選べるほど商品点数は多くありません。
そうした車に対し、オートエクゼのフロアクロスバーは
カスタムが大好きな我々にとって、ありがたいパーツだといえるでしょう。
オートエクゼのフロアクロスバーをDJ系デミオに取り付けた方法
DJ系デミオにフロアクロスバーを取り付ける場合は
まず、ラゲッジステップを取り外す必要があります。
ラゲッジステップを外さないとサイドトリムを
外すことができない構造のようです。
取り外す順番としては、以下の通りです。
①ラゲッジステップ
②サイドシル
③サイドトリム
以上の順番で、取り外していきます。
ラゲッジステップは、4つのリベットがついているので
リベット外しで外すほうが良いでしょう。
なければ、マイナスドライバーで
慎重にリベットを取り外します。
次に、後部座席のサイドシルを外さないと
サイドトリムが外れない構造になっているようです。
サイドシルは、クリップで固定されているだけなので
真上に引っ張れば外れるのですが、中々硬いですね。
筆者は、左側のサイドシルを割ってしまいましたが
右側のサイドシルは、上手く外すことができました。
これは、慎重に外す必要がありますが
かなり硬いので覚悟が必要です。
ラゲッジステップとサイドシルが外れたら
サイドトリムを外します。
あとは、リアシートを固定しているボルト5本を
取り外してフロアクロスバーを取り付けていくだけです。
DJ系デミオのフロアクロスバーは分割された状態で
取り付けていくことになります。
これも取り付けの順番があるようで
順番が違うと、取り付けはできない感じですね。
ただ、取り付けた後でも修正は可能なようです。
サイドトリムを切るのは意外に難しい
筆者の場合は、プラスチックでも簡単に切ることができるハサミを
事前に買って準備しておきました。
なので、切るという行為は
それほど難航するものではありませんでした。
しかし、サイズが書かれていたとしても
寸法通りに切ることができません。
筆者の場合は、切った部分が大きすぎる感じで
ほぼ失敗していますね。
ただ、見える部分ではないので
特に問題はありません。
みんカラなどでフロアクロスバーを取り付けている人の写真を見る限りでは
みんな、ぎりぎりのサイズで切っている人が多い感じです。
多くの人がフロアクロスバーを取り付けていますが
意外に注意点などは記載されていませんね。
基本的に、実際に合わせてみながら
切ったほうが良いかもしれませんね。
フロアクロスバー取り付け時の注意点
フロアクロスバーを取り付ける場合は片方ずつ取り付けていきますが
順番に取り付けていかないと、サイズが合わないという事態になります。
上記画像のように、交互に重なってしまい
ボルト取り付けができない状態になります。
こうした場合は、取り付ける順番を変えて
再度組み合わせると、ちゃんと取り付けができるようになります。
順番に取り付けると、以下のように重なります。
フロアクロスバーは上下逆に取り付けてしまうと
取り付けることができなくなるみたいなので注意が必要です。
サイズ違いで取り付けができないのではなく
取り付ける順番があるのだと気が付くまで
筆者は少し時間がかかりました(汗)
必要な工具
今回、DJ系デミオに取り付けた時に使用した工具は
以下の通りとなります。
・スピンナーハンドル&14mmソケットプラスエクステンションバー
・ラチェット
・スケイル
・プラスチック専用ハサミ
・内張りはがし
・養生テープ(無くても良い)
サイドトリムを外したときに出てくるボルトは
14mmでした。
スピンナーハンドルである程度緩めてから
ラチェットレンチで完全に緩めて外す感じで使用しました。
プラスチック専用ハサミは樹脂なども切ることができるタイプで
強い力を加えないでサイドトリムを切ることができました。
内張りはがしはサイドトリムをはがすときに
使用します。
私の場合は、サイドトリムに印をつけるペン的な物がなかったので
養生テープで代用しました。
普通は、ペンで印をつけていきます(笑)
オートエクゼのフロアクロスバーを取り付けた後の変化
オートエクゼのフロアクロスバーを取り付けた
個人的な感想です。
筆者の場合は
・メンバーブレースセット
・モーションコントロールビーム
・フロアクロスバー
・ストラットタワーバー(クスコ)
以上のボディ補強パーツが、取り付けられています。
なので、あまり参考にならないかもしれませんが
ハンドルを切った時に、すっと車が向きを変えてくれる感じがします。
なにも取り付けていないときは
グニャっとした感じでしたが
今は、シャキッとした感じで曲がってくれるのです。
値段にして17000円程度ではありましたが
効果は、かなりあるように思えます。
オートエクゼのフロアクロスバーのメリット
オートエクゼのフロアクロスバーのメリットは
・コーナーリング時にハンドリングが軽くなった感じがする
・乗り心地が良くなった
・コーナーリング時に遠心力をあまり感じなくなった
・荷物などを普通に置くことができる
フロアクロスバーを取り付けて感じたのが
ハンドリングが軽くなったということです。
コーナーリング時にフロントが
スっと曲がりたい方向に向いてくれる。
そんな感じがします。
乗り心地も、思ったほど悪くはありません。
ちなみに、筆者のサスペンションは
コイルスプリングもショックアブソーバーもノーマルです。
それでも、コーナーリング時では
余り遠心力を感じなくなりました。
また、フロアクロスバーを取り付けたとしても
ラゲッジスペースが狭くなるということはありません。
普通に荷物を置けますし
制限ができるということもないですね。
オートエクゼのフロアクロスバーのデメリット
フロアクロスバーのメリットを紹介しましたが
もちろん、デメリットもあります。
デメリットに関しては、以下の通りです。
・ラゲッジスペースのパネル類をはがす必要がある
・走行時に小さな段差でもゴツゴツ感を感じる
・車高調などサスペンションを交換していると乗り心地が悪化する
フロアクロスバーを取り付ける場合は
DJ系デミオはサイドトリムをサイズ通りに切る必要があります。
また、走行時にはサスペンションがノーマルでも
小さい段差ではゴツゴツ感を感じることもあるでしょう。
もちろん、サスペンションを交換しているという場合は
乗り心地が悪化する可能性も考慮する必要があります。
オートエクゼのフロアクロスバーは誰でも取り付けは可能?
オートエクゼのフロアクロスバーは
基本的に誰でも取り付けは可能です。
ただ、必要になる工具を準備しておかないと
取り付け時に作業を中断しつつ工具を買いに行かないといけなくなります。
そうならないためにも、当ブログを参考にして
必要なものはそろえておくほうが良いでしょう。
ちなみに、サイドトリムに印をつけられるなら
養生テープじゃなくても問題はありません。
筆者の場合は、サイドトリムに印をつけるペンがなかったので
養生テープを代用にしました。
サイドトリムやサイドステップを取り外すことができるなら
フロアクロスバーを取り付けることは可能でしょう。
ただ、自身がない場合は専門ショップに
取り付けを依頼するほうが良いかもしれませんね。
どんなチューニングでも単品では効果が薄い!
基本的に、どんなチューニングでも
単品しか取り付けていないのに「効果ない」と言っている時点で
ちょっと何か違うと思うのです。
チューニングというのは、車の性能を最大限に引き出し
運転のしやすさを向上させるのが目的です。
なので、車のチューニングをするという場合は
全体的なバランスを考えて取り付けていく必要があります。
たとえば、ストラットタワーバーだけ取り付けても
評価の対象にはなりません。
ロアアームバーやフロアクロスバーなども
セットで取り付けていくことで、チューニングパーツ本来の性能が
十分に発揮できるんだと思うのです。
チューニングパーツを単品で取り付けたとしても車のバランスが狂うだけかもしれないし
他のパーツと合わせて取り付けることで、効果を発揮する可能性も低いといえます。
一つのパーツを取り付けるだけではなく
他のチューニングパーツも取り付けたほうが良い結果を生みやすくなるでしょうね。
まとめ
オートエクゼのフロアクロスバーを
筆者のデミオに取り付けました。
苦労した部分というのは
サイドトリムを切る作業ですね。
サイズをしっかりと測り切らないと
サイドトリムを取り付けることができません。
大掛かりな作業ではありますが
難しい作業ではないですね。
サイドトリムやサイドシル、ラゲッジステップなどを
外すことができるなら、挑戦してみても良いかもしれません。
自身がないなら、専門業者に依頼したほうが賢明でしょう。
動画でも紹介しているので
時間があればご覧になってくださいね。