車は「ローン」「現金」どっちがお得?車はローンで買うほうが良いといわれる理由
車を買おうと検討している人の中には
現金一括とローンで買うべきか悩んでいる人もいるかもしれません。
どちらの方法を使うにしても
メリットやデメリットがあります。
無理して現金で買うよりもローンを組むほうが良い場合もありますし
逆に、ローンを組むよりも現金で買うほうが良いこともあるのです。
本記事では、車はローンで買うほうが良いのか
現金一括で買うほうが良いのかを紹介していきます。
Contents
車は「ローン」「現金」どっちがお得?
ローンの場合は毎月の支払いがあるので
毎月支払いできるかどうかも考えるほうが良いでしょう。
また、現金一括で買う場合でも
お金を貯める期間はどれくらいになるのかも考える必要があります。
すぐにでも車が欲しいという場合は
ローンを組むほうが良いかもしれませんね。
それでは、ローンの特徴などを紹介していきましょう。
ローンの特徴
車を買う場合にローンを組もうというなら
「審査」というのが必要になります。
普通に生活をしているなら、審査は通るといえるでしょう。
しかし、過去にローンの返済が滞っていたことがあったり
税金を支払っていないなどや他社からの借り入れが多いという場合は要注意ですね。
他にも非正規雇用の場合は年収200万円以下なら
審査に通るのが厳しいでしょう。
審査基準は借入先によっても違いがあり
厳しい会社もあれば、そうではない会社もあるのです。
ローンを組む場合は、所有者はローン会社になります。
ローンには
- 銀行ローン
- ディーラーローン
- 自社ローン
以上の3つの種類に分けられます。
銀行ローン
銀行ローンの場合は銀行が貸付を行うローンなので
金利が低いという特徴があります。
どのローンにおいても所有者はローン会社になりますが
所有権は購入者になるので車の買い替えやローンの借り換えなどもやりやすいですね。
総量規制の例外になるので年収の1/3以上の金額でも
借りることができます。
とはいえ、ローンの審査が厳しく
審査には最低でも1週間はかかるのが特徴ですね。
銀行ローンを利用する場合は
時間に余裕を持つ必要もあるということでしょう。
ディーラーローン
ディーラーローンの場合は車を買ったディーラーの間で
契約可能なローンのことです。
ディらーと取引のある信販会社にい
毎月の返済をするという感じです。
デメリットとしては、金利が高いということ。
金利に関しては3%から8%などで
最近は車種によって特別金利が設けていることもあります。
なので、ディーラーで確認してから
検討してみるというほうが良いでしょうね。
ディーラーローンの場合は車の所有権はディーラーなので
返済途中で事故を起こしたら面倒なことになります。
場合によっては、一括返済を求められることもあるそうです。
自社ローン
自社ローンは主に中古車販売店が提供している分割払いのサービスで
金融商品ではないことが多いです。
つまり、販売店が車の購入資金を立て替えてくれるという仕組みで
自社ローンの場合は、信販会社を通さないで販売店独自の基準で審査を行います。
なので、通常のローンよりも審査が通りやすいので
信用情報や年収に不安がある人には自社ローンを選ぶほうが良いかもしれません。
現金一括購入の特徴
現金一括の場合は、総額が安くなるという特徴があります。
利息がないので
当然といえば当然ですよね。
一気に自分の車になるという特徴もあり
毎月の支払いもありません。
気分的に楽ですし
支払い時も気分がよさそうな気がします。
「車はローンで買うほうがいい」と言われる理由とは?
「車はローンで買ったほうがいい」と言われる理由としては
値引きをしてもらいにくいということです。
全く値引きをしてもらえないわけではなく
多少はしてもらえる可能性があるというのは事実。
他にも貯金が一気に減りますし
ローンで買って、余ったお金は投資などに使うほうが良いかもしれません。
筆者の場合は、現金一括では買わず
お金があったとしてもローンを組みます。
理由としては、ローンを組むことで毎月支払いをすることになりますが
それでも、余るお金は存在します。
たとえば、500万円貯金して「Mazda2 15Cインパネ:グロスブラック」をローンを組むとして
61回払いにすると、毎月「26159円」となります。
「500万円-26159円=4973841円」となり
4973841円も余るということになりますね。
全部を使うというわけではないですが
その中から必要な分を投資などに使えば良いといえます。
ただ、「投資」というのは株投資やNISAだけではなく
副業などやちょっとした生活費に使える感じです。
もちろん、月2万円を超えるような金額を引き出してはいけませんが
挽回できる程度の金額を使うなら問題はないでしょう。
それでは、車をローン、現金一括で買う
メリットやデメリットについてお伝えをしていきますね。
ローンで買う場合のメリット
車をローンで買うメリットは
貯金が一気になくならないということです。
まとまったお金がいらないため
出費が抑えられるというのもメリットと言えますね。
頭金を支払うという場合でも
車本体の費用1割~3割ほど支払えば良いのです。
自動車ローンで借りるお金には車本体い費用だけではなく
納車前に行う車検などや自賠責保険料なども含まれています。
審査に通りやすくするには頭金を入れることが重要ですが
それでも年収が低すぎると頭金の有無に関係なく審査に通らないこともあるでしょう。
頭金がある場合でも、審査に通らないケースは以下の通りです。
- 車の本体価格が年収を超えている
- 年収よりも返済額のほうが大きい
- 車の本体価格が融資できる額を超えている
ローンで買う場合のデメリット
車をローンで買うデメリットに関しては
貯金が一気になくならないということです。
車を買うためにためたお金があっても
ローンを組むことで、ゆとりのある生活が可能となります。
たとえば、お金がない状態でローンだけを組んだとしたら
毎月の給料をあてにした支払い生活になるのです。
つまり、給料をあてにした支払い生活をすることで
生活がカツカツになる危険もあるということも考えないといけません。
そう考えると「貯金したお金があるからこそローンを組む」という発想は
間違いではないといえるでしょう。
ローンを組んだ場合は、支払いを続けることも考えて
ローンを組む年数も考えないといけません。
いろいろと戦略的にやらないと失敗するというデメリットも
実は存在しているのですよ。
筆者も過去に未来のことを予想しないで
支払金額だけを見て新車を買ったことがあります。
仕事が順調だったのですが
いきなり仕事が激減し休日が増えてきたので
給料が激減したことがありました。
給料が激減したとしても、ローン会社には関係ありません。
給料が安すぎて支払いができなかったことが何回かあり
車を差し押さえられたことも実際にありました。
つまり、先のことも考えてローンを組まないと
失敗するということですね。
現金一括で買う場合のメリット
新車を現金一括で買うメリットは
気分が良くなるといいうのが最大委のメリットでしょう。
筆者も良く稼いでいた時期があり
新車を現金一括で買ったことがあります。
営業マンの態度とか見て
気分が良くなったことを思い出します。
確かに、ディーラーによっては
現金一括で買うことを嫌う店もあります。
しかし、そういう店はローンの金利が高いこともあるし
客をお金でしか見ていない可能性もあるので距離を置くほうが良いかもしれません。
現金一括で買うメリットとしては
金利などは関係ないので安く新車が買えるということです。
ローンを組むと金利が発生するので
以外に総額の値段が高くなります。
しかり、ローンを組まず現金一括の場合は
金利がない分安く買うことができるのです。
現金一括で買うデメリット
車を現金一括で買うデメリットは
貯金が一気になくなるということです。
人によっては車を買うために貯めたお金だから
一気になくなってもなんとも思わない人もいるかもしれません。
現金が一気になくなるのが嫌な人にとっては
デメリットになる可能性がありますね。
現金一括で買うデメリットとして挙げられるのが
値引きされにくくなるということではないでしょうか。
現金の場合は、営業マンからいろいろな指摘をされて逃げの口実に使われ
値引き交渉がうまくいかない可能性も否定できません。
これは、交渉次第でうまくいくか行かないかによって決まるので
現金一括で買うデメリットになるかは謎ですね。
まとめ
ローンを組むのが良いのか現金一括で買うのが良いのか
まとまったお金がある場合は、非常に悩んでしまうことでしょう。
確かに、現金一括で支払えば月々の支払いに困らないし
金利分を資産運用に回すことができるかもしれません。
しかし、ローンを組む場合でも
余ったお金は月々の支払いにしつつ
資産運用に回せば金利分以上のお金が使えるのです。
つまり、金利分以上のお金を稼ぐことができれば
それが資産運用じゃなくても別に問題はないといえるかもしれませんね。
車を買ってもローンの支払いだけで
生活が苦しくなるのは本末転倒です。
計画的なローン返済をしていきたいものですね。