車にコーティング必要か?施工しても無駄な人とやったほうが良い人
新車でも中古車でも車を買ったら
コーティングは必要かどうか悩むかもしれません。
どうして、車にコーティングを施工するのかという意味を知っていないと
「無駄だ」という思いが徐々に強くなり、そうした負の情報に流されやすくなってしまいます。
本記事では、新車や中古車でもコーティングはどうして必要なのかについてや
車を長く美しく保つための方法についてもお伝えしていきます。
なぜ車にコーティングが必要なのか
なぜ車にコーティングが必要なのかと言えば
塗装を太陽や擦り傷から守るためです。
たとえば、黒のボディカラーの場合は
コーティングをしていない場合は紫外線が直接に
唐湊にダメージを与え劣化速度を速めてしまいます。
これは、ボディカラーが黒と限らず
他のボディカラーであっても同じことが言えるのです。
つまり、塗装面のダメージを軽減させ
車を長持ちさせるための方法だと考えれば良いでしょう。
コーティングのメリット
車にコーティングをするメリットについては
以下の通りです。
- 汚れが落ちやすくなる
- コーティングをすることで光沢が持続する
- 紫外線による劣化を防ぐことができる
- 硬いコーティング被膜が微細な傷をつけにくくする
それでは、一つ一つ紹介をしていきましょう。
汚れが落ちやすくなる
車にコーティングをすることで
汚れが落ちやすくなります。
たとえば、水垢などが付着したとしても
簡単に落ちるようになるのです。
他にもコーティングの値段によりますが
雨が降った後に汚れが落ちて綺麗になるということもありますね。
ただ、どんなコーティングでも
洗車をしなくて良いわけではありません。
ここを勘違いしている人は多いようなのですが
コーティングは汚れが付着しないわけではないのです。
適度に洗車をしていないと汚れが目立ってくるので
洗車はしないといけません。
ただ、コーティングをしないときよりも
洗車が楽になるということです。
コーティングをすることで光沢が持続する
コーティングにもいろいろな種類がありますが
ガラスコーティングなどやセラミックコーティングなどは
塗装面に厚い膜を張るので塗装に深みが増すのです。
値段が数万円するようなコーティングの場合は
その幕の厚みが違うので光沢が維持できる期間も違いが出るのは事実です。
ポリマーコーティングなどは
値段が安いので持続期間が数か月と短いです。
ガラスコーティングでも数万円する場合は
1年とか2年ほど効果が持続します。
とはいえ、何度もお伝えしますが
適度に洗車しないといけませんがね。
紫外線による劣化を防ぐことができる
コーティングをしていない車の場合は
塗装に紫外線が当たり続けるので色褪せが起きやすくなります。
その結果、光沢が低下して
古臭く見えてしまうのです。
紫外線のダメージが進行してしまうと
塗装がはがれてきたりしますね。
愛車をいつまでも美しく保ちたいという場合は
コーティングは必ずしたほうが良いでしょう。
硬いコーティング被膜が微細な傷をつけにくくする
コーティング被膜が厚い商品を施工することで
塗装面に細かい傷がつきにくくなります。
車は洗車をすると摩擦によって
どんなに丁寧にしていても塗装面に細かい傷がついてしまいます。
一度スクラッチ傷が付着してしまうと
ポリッシャーなどの機械うを使って研磨しないと
美しさは復元することができなくなるのです。
なので、コーティングは必須だといえるでしょう。
コーティングのデメリット
車にコーティングをするメリットを紹介してきましたが
もちろん、デメリットもあります。
コーティングをするデメリットについては
以下の通りです。
- 施工に日数がかかる
- 費用が高額な傾向にある
- 手間がかかる
それでは、コーティングのデメリットについて
一つ一つお伝えをしていきましょう。
施工に日数がかかる
値段が安いコーティングの場合は
施工の時間は数時間程度ですが
中古車の場合は施工に日数が必要になることがあります。
コーティングにもいろいろな種類があるのですが
施工をする場合は下地処理を丁寧に行う必要があるのです。
経年劣化している中古車の場合は
下地処理に5日ほどかかることもあります。
また、コーティングを施しても被膜の安定に
1週間から2週間ほどの期間が必要になります。
コーティングを行う場合のデメリットとしては
施工に日数がかかるので車を数日使えなくなるというデメリットとなるのです。
とはいえ、コーティングを行う場合は車を買う時に施工してもらうなら
個のデメリットはないものとなりますけどね。
費用が高額な傾向にある
施工してもらう店舗によっては
費用が大きく異なることが多いです。
たとえば、「キーパーコーティング」などは
他の専門店よりも費用が安い傾向にあります。
ガラスコーティングの場合でも
「XLサイズ」で32900円程度で施工が可能です。
値段が安ければ耐久期間も短くなりますし
連続で施工するとなれば高いコーティングと同じ値段に跳ね上がることもあります。
それだったら、安い料金で施工してもらうのではなく
値段が高くても耐久期間が長いコーティングをしてもらうほうが
お得になる可能性があるのかもしれません。
手間がかかる
コーティングをしたからと言って
洗車をしなくても良いわけではありません。
さらに、「汚れなくなる」というわけではないので
適度な洗車をしてメンテナンスをするしかないのです。
勘違いをしている人が多いようですが
コーティングをしても洗車はしなくて良いわけではありません。
これまで取りにくかった汚れなどが
取れやすくなるという意味で洗車が楽になるのです。
車のコーティングの種類と特徴
車のコーティングには
いろいろな種類があります。
種類によっても特徴や耐久期間も違うので
一つ一つ紹介をしていきましょう。
油脂系コーティング
油脂系コーティングは自分でも施工ができるのが特徴で
光沢に優れ強い撥水効果が期待できます。
油脂系コーティングでは「カルナバ」という植物から採取される油が原料で
一時的な光沢や撥水性能が高いのが特徴なのです。
ただ、デメリットとしては、塗装に結合しないということや
持続性能が低く、数週間程度で光沢がなくなることもあります。
値段は数百円から2千円程度で
カー用品店でも販売されていることが多いです。
ポリマーコーティング
ポリマーコーティングはプロに依頼して施工できるコーティングですが
自分でも市販された商品を利用すれば施工が可能です。
被膜が柔らかいので熱によるダメージを受けやすく
寿命が短いという特徴を持っています。
メリットとしては安く施工ができるので
気軽にコーティングができるということです。
また、市販品を使用して自分でも
施工が簡単にできます。
光沢を向上させることが簡単にできますが
寿命が3か月から6か月と、かなり短いのがデメリットですね。
油脂系の汚れが付きやすく
ガラスコーティングと比べても洗車時の汚れ落ちが悪い。
キーパーコーティングなどの場合は
「ピュアコーティング」がポリマーコーティングに該当します。
ガラスコーティング
ガラスコーティングは被膜が非常に硬くて丈夫なので
寿命が長いという特徴があります。
塗装面を長時間綺麗な状態を保ち
油性系汚れも付着しにくいという特徴があるのです。
ガラスこーてぃいんぐの寿命は「2年から5年」で
被膜が硬いので傷がつきにくいというメリットがあります。
被膜の厚みが分厚いので洗車傷が入りにくいという特徴があり
熱の劣化ではがれにくいという特徴もあります。
ただ、施工費用が高く時間がかかるというデメリットがありますが
満足度としてはコーティングの中では最高クラスになるのです。
セラミックコーティング
セラミックコーティングは硬度が高いので
塗装面に傷が入りにくいというメリットがあります。
セラミックコーティングは何度も重ね塗りをしているため
被膜の硬度はガラスコーティングの比ではありません。
また、セラミックコーティングは自己修復機能の効果もあり
施工後に微細な小傷が熱にによって修復されていきます。
セラミックコーティングは
濃色車などの傷が目立つ車両などに効果的と言えます。
費用としては「20万円から35万円」です。
車のコーティングが無駄な人
車のコーティングが無駄な人というのは
車はそんなにきれいじゃなくても良いと考えている人です。
また、定期的な洗車をしていない人の場合は
車のコーティングは必要ないといえます。
筆者は車のコーティングをしたい人はすれば良いと思っているし
無駄だと思っている人はしなくても良いと考えています。
筆者自身はコーティングは無理強いをしているつもりはないですが
正直、車の買い替えサイクルが早い人もこーてぃいんぐは無駄な気がするのです。
だいたい、3年から7年以内で車を買い替える人は
高いお金を出してコーティングをする意味は全くありません。
しかし、7年以上乗り続けるという人は
車にコーティングをしても無駄だとは思わないですね。
車にコーティングをやったほうが良い人
車にコーティングをしたほうが良い人は
車がきれいな状態を維持したいという人でしょう。
筆者自身も車の美しさを言維持させたいので
車を買ったらコーティングをしています。
コーティングをすると取れにくい水垢などが
取れやすくなるのです。
これは、実際にコーティングをした人しか
体験は不可能な気もします。
筆者は、現在のデミオを買う時にコーティングをしてもらい
施工をしてもらってから2年間もボディの美しさを維持させることができています。
効果が無くなるまで洗車は定期的にしていて
メンテナンスもしっかりとしていたので
ボディの美しさは維持しているといえるでしょう。
コーティングの種類によっては
小傷が目立ちにくくなります。
やはり、綺麗な車のほうが
気分が良いですよね。
車にコーティングが無駄だといわれる本当の理由
車のコーティングに関してリアルの職場でもネット情報でも
「無駄だ」「やらないほうが良い」という意見がちらほらとあります。
しかし、そういう人の意見は本当のことなのでしょうか。
次は車にコーティングが無駄だといわれる
本当の理由について筆者が調べてみたので見ていきましょう。
青空駐車だから意味がない
「コーティングは無駄だ」という意見の多くは
「青空駐車では意味がない」という理由が見られました。
青空駐車は雨などや太陽などの紫外線により
直ぐにデポジットだらけになるというのが理由なようです。
しかし、筆者の車は黒色なのですが
デポジットだらけではありません。
理由は、コーティングをしているからですし
定期的な洗車をしているからだといえるでしょう。
定期的な洗車をしない
人によっても洗車をする頻度はかなり違いますが
コーティングをしている場合は、週に1回でも良いと筆者は考えています。
しかし、べつに2週に1回でも良いのではないかとも
筆者は考えていますが、それはコーティング内容によっても違うかもしれません。
コーティングをしているからと言って
洗車を全くしないという場合は無駄になることが多いでしょう。
おそらく、洗車を全くしない人や洗車頻度が
著しく低い場合は「無駄だ」と感じるかもしれません。
つまり、定期的に洗車をしない人の場合は
コーティングが無駄になることのほうが多いのではないでしょうか。
新車・中古車コーティングが無駄なのはどっち?
結論を言えば、新車も中古車も
コーティングはしたほうが良いでしょう。
理由としては、塗装にダメージを与える可能性を
低くするからです。
確かに、青空駐車ではコーティングをしても無駄に思えるかもしれません。
しかし、同じ青空駐車でもコーティングをした後と
していない状態で放置するのでは、車の傷みかたも全く違うのです。
なので、新車も中古車もコーティングが無駄だとは、全く思えません。
まとめ
結局、コーティングというのは
やりたい人がやれば良いと筆者は思うのです。
コーティングをするにしてもメリットはありますが
デメリットもあるということを知ったうえで行うほうが後悔は少ないでしょう。
ただ、値段が安くなればなるほどコーティング被膜も薄くなるので
耐久年数も短くなるのは当然の話です。
筆者は6万円程度のコーティングを行ったことがあり
耐久年数が2年というプランの商品を施工してもらいました。
コーティングをしたからと言って洗車をしなくても良いのでもなく
汚れが付着しないというわけでもありません。
「洗車が楽になる」というのは「洗車をしなくて良い」という意味ではなく
汚れが付着しても取れやすくなるという意味が強いですね。
車を長く乗り続けるなら
コーティングを検討してみるのも良いかもしれません。