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デミオのアイドリングストップはうざい!キャンセルするとエンジントラブルを起こすって本当?

コラム
この記事は約 9 分で読めます。

デミオ(DJ3FS)のアイドリングストップが
最近うざいと感じています。

以前に乗っていたミライースと比べて
アイドリングストップ解除のスピードは速いですし
煩わしいと感じることも少ないです。

とはいえ、アイドリングストップ機能があるだけで
発信がワンテンポ遅れるみたいな感じなので普通に要らないですよね

本記事では、アイドリングストップがうざいと感じている人に対し
なぜアイドリングストップがついているのかなどや
キャンセラーを取り付けるとトラブルの原因になるのかなどもお伝えしていきます。

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アイドリングストップとは?

まず、アイドリングストップとは何かといえば
ブレーキを踏んで車が停止したときにエンジンが自動で停止するシステムです。

ただ、これを「エンジンが停止した!故障だ」と言っていた人もいたのですが
アイドリングストップ車が出始めた当初なら仕方ないですし最初はびっくりするかもしれません。

 

アイドリングストップの作動条件は
メーカーによっても色々ですね。

アイドリングストップ機能の作動条件は
以下の通りです。

  • ブレーキが踏み込まれて完全停止している
  • ハンドルを操作していない
  • アクセルペダルがオフ
  • 平坦な路面での停車

ただ、外気温が低すぎる場合(氷点下など)なら
アイドリングストップ機能は作動しないこともあります。

アイドリングストップのメリット

アイドリングストップ機能は邪魔に感じますが
メリットもあるのです。

メリットについて、一つ一つ紹介していきましょう。

燃費の向上

アイドリングストップ機能のメリットとして
「燃費向上」が挙げられます。

筆者は過去にミライースで
アイドリングストップオンとオフでの燃費を比較したことがあります。

 

その結果というのは、のちに真実を公開させていただきましょう。

一応、ディーラー営業マンから聞いた話では
「燃費向上の効果がある」とのことでした。

さらに、1日5分間のアイドリングストップで
年間約1900円の節約が可能と言われています。

年間でたった1900円・・・
本当に意味あるのか謎ですね。

環境にやさしい

アイドリングストップ機能のメリットとして
「環境にやさしい」が挙げられます。

確かに、信号機で停止しているときにエンジンかけっぱなしと
アイドリングストップしている状態では
排出されるガスに大きな違いがあるでしょう。

 

アイドリングストップしている状態では排出されるガスは
約10分間のエンジン停止で年間で約13万tの二酸化炭素の排出が抑えられるそうです。

アイドリングストップでエンジンからの排気ガスが抑制できるので
地球環境にとって優しいということになります。

騒音の低減

アイドリングストップのメリットとして
「騒音の低減」が挙げられます。

アイドリングストップをするということは
何らかの理由で車を停止している状態。

 

つまり、時速0キロの動かない状態のこと。

そうした中で、エンジン音がうるさく感じる車は
かなり古く周囲からも浮いた存在になる可能性があります。

さらにいえば、近年の車はアイドリング時のエンジン音は
昔の車に比べてもかなり静かなものです。

そうした意味で、騒音の低減を謳う必要はあるのか
疑問を感じながらメリットに入れました。

一応、アイドリングストップ中は
エンジン音はしないので絵静かなものだといえるでしょう。

アイドリングストップのデメリット

アイドリングストップにはメリットもありますが
デメリットもあるのです。

とはいえ、デメリットのほうが悪目立ちしているので
メリットのほうが少なそうにも思えてなりません。

では、デメリットに関して紹介していきましょう。

エンジンとバッテリーへの負担

アイドリングストップのオンオフが繰り返されることで
エンジンやバッテリーへの負担がかかります。

とくに、アイドリングストップ車のバッテリーは
通常バッテリーよりも値段が高い場合が多いです。

 

アイドリングストップ車ではない車のバッテリーは
寿命が長いのですが、アイドリングストップ車のバッテリーは
寿命が短くなるのです。

理由としては、エンジン始動と停止が信号のたびに繰り返されるからです。

その結果、バッテリーの消耗が著しいものとなり
交換頻度が高くなってしまいます。

制御が難しい場面がある

アイドリングストップ車は、作動してほしくない場所で
作動してしまうこともあります。

たとえば、踏切の一時停止などや
交差点での一時停止などでエンジン停止は煩わしくも思えてしまいます。

 

デミオに乗ってからは、駐車場でシフトを「D」から「R」にするために停止しても
アイドリングストップは作動しないのが良いですね。

ミライースに乗っていたころは、シフトを「D」から「R」に入れるために停止すると
アイドリングストップが作動しましたからね。

そういう作動してほしくない場面では
煩わしいと思えてしまいます。

エアコンが利かない

アイドリングストップが作動すると
スズキの車以外のメーカーではエアコンが利きません。

スズキ車はアイドリングストップしても、冷たい風が出るそうですが・・・

暑い夏場だとエアコンは常に使いたいものなので
アイドリングストップは作動させたくはないですね。

停止時間が短い場合は燃費悪化の原因になる

アイドリングストップを約5分くらいすれば
燃費は向上するという話です。

しかし、3分おきにアイドリングストップのオンオフが繰り返されると
燃費は逆に悪化してしまうでしょう。

アイドリングストップは本当に燃費が良くなるのか?

過去に筆者がミライースに乗っていたころにアイドリングストップオンオフでの
燃費比較をしたことがあります。

今となっては人の手に渡ってしまいましたが
昔の筆者のブログで実験結果を公開してました。

当時の筆者が残したデータは以下の通りです。

アイドリングストップをオンで走行した場合

  • 走行距離10kmの燃費:16.4km/L
  • 走行距離20kmの燃費:21.6km/L

アイドリングストップがオフで走行した場合

  • 走行距離10kmの燃費:15.6km/L
  • 走行距離20kmの燃費:19.4km/L

当時のデータをもとに、結論を言いますが
はっきり言いますとアイドリングストップは意味なし!

いえ、誤解を招かない程度に結果を言いますが
10キロ程度、走行したときの比較では変化がほぼないように思えます。

 

ただ、走行距離20キロになると、若干の違いが出てきていますね。

こうしてみると、アイドリングストップも
長い時間の使用によって変化が出てくるという感じでしょうか。

短距離では、思った効果が得られないので
「アイドリングストップ機能は意味なし」と言わせてもらいます。

アイドリングストップのオンオフの繰り返しは燃費悪化につながるは嘘?

結論を言えば、アイドリングストップのオンオフの繰り返しは
燃費悪化の原因となります。

ほかにもスターターモーターの消耗も激しくなるので
「KFエンジンは故障しやすい」という誤解を生んでいるのかもしれません。

アイドリングストップキャンセラーを取り付けるとトラブルの原因になる?

アイドリングストップキャンセラーと言っても「カプラーオン」で
簡単に取り付けるタイプと、OBD2のカプラーに接続するだけのタイプがあります。

筆者としては、安全に取り付けをしたいので
OBD接続は避けたいところです。

 

診断機能がないにしても、どんなトラブルが発生するかわからないので
OBD接続だけはやらないほうが良いかもしれません。

少なくとも筆者は、お勧めしないタイプですね。

アイドリングストップキャンセラーで「カプラーオン」のタイプがありますが
筆者は、アイドリングストップのスイッチのカプラーの間に挟むという製品をお勧めします。

理由としては、特定の配線を利用するのですから
きわめて安全であり、何らかのトラブルが起きたとしても
特定しやすいのです。

なので、アイドリングストップキャンセラーを取り付けるという場合は
カプラーオンの製品を選んだほうが無難でしょう。

アイドリングストップキャンセラーは自作できる?

アイドリングストップキャンセラーを自作するという強者も
実際に存在するみたいですが、知識がない場合は
普通に製品を買ったほうが良いです。

さらに、「0円でアイドリングストップをキャンセルできる」というやり方も
筆者はお勧めしません。

 

0円でのアイドリングストップのキャンセル方法は
ボンネット周辺のアイドリングに関する配線に小細工することが多い。

そうした場合は、ほかのトラブルが発生する可能性もあるので
本当にやらないほうが良いです。

結局アイドリングストップは意味がない?

結局、アイドリングストップは意味がないと
筆者は思ってます。

確かに、環境のことを考えれば
アイドリングストップは効果的なのかもしれません。

 

しかし、燃費に関しても約5分間エンジンを停止させないと
あまり意味がないという意見がかなり多いです。

ただ、そうした意見も適当なものではなく
ちゃんと計算された数字によって「意味がない」と
言っている人がいるので信憑性はかなり高いといえるでしょうね。

昔は、筆者も「アイドリングストップは意味がある」と思っていたので
人の手に渡った筆者の旧ブログでは当ブログとは逆の意見を書いてますね。

ただ、筆者の旧ブログを見つけることは困難だと思いますが
たまたま見つけてしまった場合は、スルーでお願いします。

当記事と同じミライースの写真が使われているので
すぐにわかるかもしれません。

筆者の黒歴史が詰まった旧ブログが
誰にも発見されませんように・::

まとめ

結論を言えば、アイドリングストップなんて
本当に意味がありません。

過去に、アイドリングオンとオフの燃費比較をしましたが
距離を走ってない場合は、意味がないという結果になってます。

 

20キロの距離でようやくアイドリングストップの効果が出始めてはいますが
まだまだ、当ブログで紹介している燃費比較は誤差の範囲といえるかもしれません。

筆者の予想ですが、アイドリングストップ車は
過去の遺物として葬られる運命にあり
アイドリングストップが再びなくなる時代が来るでしょうね(もう来てますが)

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よしぶー

よしぶー

実際にガソリンスタンドに勤務し、エンジンオイル交換や洗車などの作業を5年ほど経験。
自身の愛車も自分で電装パーツの取り付けや、チューニングなども行ったことがある。
ウェブライターとして10年以上の経験があり、車関連の記事など経験をもとに執筆。

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