新車を買うならレンタカーの試乗は最適?ディーラーでの試乗では分からないことだらけ

新車を買う場合はレンタカーやディーラーで
試乗するかもしれません。
しかし、筆者はレンタカーでの試乗は
おすすめしません。
また、ディーラーでの試乗も
やっちゃダメですね。
この記事では、試乗するのに最適なサービスは何かについて
お伝えしていきます。
Contents
新車を買うならレンタカーの試乗は最適?
冒頭でも結論を述べていますが
レンタカーでの試乗は最適とは言えません。
理由としては、自由に車を選べないからです。
たとえば、Mazda2の試乗がしたくて
1500ccのコンパクトカーを借りようとしても
なぜか、アクアを借りることになったり・・・
筆者は過去にオリックスレンタカーでヴィッツに乗りたくて
コンパクトカーを借りようとしたことがあります。
ですが、思った車は「ない!」と言われ
なぜかマーチを借りることになりました。
こうしたことから、試乗するならレンタカーと言うのは
筆者としてはおすすめできないのです。
レンタカーのメリット
基本的に、レンタカーには悪いことばかり書くのも
失礼に値するので、メリットを記載しておきましょう。
レンタカーのメリットは、筆者が思いつく限りは以下の通りです。
- 維持費がかからない
- 手が届かないような車種にも乗れる
- お店が責任をもって点検してくれる
- マイカーの購入予定時にゆっくり試せる
- 旅行先での移動が楽になる
- 総じて手離れが良い
レンタカーと言うのは、目的に応じた車が手に入るので
本当に便利なサービスと言えます。
車種にこだわらなければ
利便性の高いサービスなのです。
また、一般的に「高級車」と呼ばれる車種も
レンタルできる場合もあるので
車種にこだわりない場合は乗ってみるという体験も可能。
車を所有すると維持費がかかりますが
レンタカーはすべて業者がしてくれます。
自分で支払うお金は燃料代以外はないので
車が必要な時だけレンタカーを借りるという方法もありますね。
レンタカーのデメリット
次は、レンタカーのデメリットについて
お伝えしていきましょう。
- 手続きに時間がかかる
- 車を返却しに行かなければいけない
- レンタカー会社の営業時間が決まっている
- ガソリン代がかかる
- 人気の車種が偏る
レンタカーを借りようとする場合は
手続きに時間がかかってしまいます。
ネットや電話で予約をしたとしても
借りる当日に店頭で身分証明書を提示し
契約書にサインなどをしないといけません。
また、車種の状態も確認しないといけないので
結構面倒なことがありますね。
ほかにも、レンタカーは車を返却しに店まで持っていく必要があります。
とはいえ、「乗り捨て」と言うレンタカーサービスもあり
同系列の違う店舗に返却できるのです。
たとえば、「行くとき」だけレンタカーを借りて
「帰るとき」は電車で帰ると言う場合など
乗り捨てできるレンタカーは便利といえますね。
ただ、乗りたい車種が決まっていないなら良いですが
「俺はヤリスに乗りたい」と言っても無理な場合があります。
人気車種は誰かが借りていることが多いので
なかなか目的の車種を借りることができないのです。
ディーラーでの試乗では分からないことだらけ
ディーラーでの試乗はだいたい10分くらいから
20分くらいだと思います。
そんな短時間で、その車の何が理解できるのか
昔から筆者は疑問に感じています。
ディーラーでの試乗は、おすすめできないですね。
試乗するなら1日できるなら良いですが
短時間では、その車の良さなんて分かるはずがありません。
ディーラーの試乗で燃費はわかる?
結論から言えば、ディーラーの短時間での試乗で
燃費を見ても参考にもなりません。
試乗で加速なども試すことがありますが
一瞬だけアクセルをふかしたところで何がわかるのでしょう。
しかもディーラー営業マンが助手席にいるのに
本気で加速を確認するなんてできるわけがない。
ディーラーの試乗でわかるのは
せいぜい視認性などだけでしょう。
あとは、営業マンとグダグダ世間話するくらいかもしれません。
試乗するならカーシェアがおすすめ!
新車を検討していて車種も決まっているなら
試乗することは大切です。
しかし、やり方を間違えると、その車の良さが分からないまま
「この車はダメだ」と本当は優秀な車が候補から落とされることもあるかもしれません。
そこで、最も賢い試乗の方法があり
その方法は「カーシェア」を利用することです。
レンタカーとカーシェアとの違いは
好きな車を自分で選べるか選べないかの違いだけ。
レンタカーだとガチャを回すみたいに
どんな車が来るのかがわかりません。
そんな状態では、試乗なんてできませんよ。
目的の車種が決まっていて
「○○と言う車に乗りたい」という願望があるなら
カーシェアが最適だといえますね。
カーシェアは企業や個人が30分から1時間という
比較的短い時間単位で車を貸し出すというサービスです。
15分からでも利用が可能なので
子供の送迎などでも便利ですね。
レンタカーを借りるほどでもないけどちょっとだけ使いたいという場合に
カーシェアが選ばれることが多いと感じます。
カーシェアは「ステーション」と呼ばれる駐車場に置いているカーシェア用の車を
自分で選んで借りることができるのです。
つまり、「ヤリスに乗りたい」と思えば
ヤリスが借りれるという感じで好きな車種を選べるメリットがあります。
しかし、カーシェアのステーションによっては借りれる車種や台数が限られているので
目的の車がどこにあるかは各カーシェアサービスのサイトで検索するしかありません。
カーシェアで車を借りる場合は会員カードやアプリをかざすことで
車のロックが解除されます。
なので、カーシェアの提供するスタッフに会うことはありません。
つまり、レンタカーと違い手続きなしで
すぐに車を利用することができるということですね。
カーシェアは車の返却時に給油や営業時間内など
気にする必要がありません。
2時間・365日自由に使えるのが特徴です。
カーシェアを利用するには?
カーシェアを利用するには、以下の手順で行います。
- 事前に会員登録をする
- 乗りたいクルマ、時間を予約する
- 指定のステーションへ移動
- スマートフォンや会員カードでロックを解除。
- ステーションに返却
- 料金を支払い
一つ一つ説明していきましょう。
事前に会員登録をする
カーシェアを利用するには、事前に会員登録をする必要があります。
ネットで会員登録をするのが
一般的でもっとも簡単にできる方法でしょう。
ただ、カーシェアの会社によっては
郵送の場合もあります。
カーシェアの会員登録が完了したら
後日会員カードが自宅に送られてきます。
無人入会機で登録する場合は
その場で会員カードが発行されるでしょう。
カーシェアの会員登録をする場合は
「運転免許証」「クレジットカード」を準備しておけば
スムーズに登録ができますよ。
カーシェアを運営する会社によっても準備するものは違うので
事前に確認はしておいたほうが良いかもしれません。
乗りたいクルマ、時間を予約する
事前に会員登録が完了し会員カードが届けば
次は予約をします。
どのカーシェアでも同じだと思いますが
最初に時間を予約しておきます。
そして、乗りたい車も選んでおけば
あとは車を借りるだけですね。
予約はスマートフォンからでもできるので
本当に便利だといえますね。
とはいえ、カーシェアはステーションによって
選べる車種が違うので目的の車があるステーションが
自宅近辺にあるかどうかは検索しておきましょう。
指定のステーションへ移動
乗りたい車と時間を予約したら
次は指定のステーションに移動します。
目的の車種があるステーションを検索し
そこに向かうだけです。
ステーションの数や設置場所は運営会社によっても違いがありますが
これも事前に確認していたほうが良いでしょう。
ステーションはコインパーキングの一角などに
併設されるケースもあります。
車の出し入れのしやすさや人通りの多さなども
事前に確認していたほうが良いかもしれません。
ステーションにあるカーシェア用の車は人気のある車種だと
なかなか予約が取れないこともあるようです。
カーシェアのステーションまで徒歩や自転車など
皇居交通機関を利用する必要があります。
スマートフォンや会員カードでロックを解除
ステーションに到着し目的の車を見つけたら
ドアのロックを解除します。
このロックを解除するのは会員カードか
スマートフォンアプリで行います。
とはいえ、車のドアロック解除はカーシェアの運営会社によって
違いがあるので必ず事前にロック解除方法を確認しておきましょう。
ステーションに返却
車が不要になったらステーションに
返却しないといけません。
乗車したステーションまで車を運転し
返却します。
運営会社によっては別のオプション料金を支払えば
好きなステーションに車を返却できるサービスもあるみたいです。
もし、好きなステーションに車を返却できるサービスを利用したいなら
そのようなオプションがあるかどうかも確認したほうが良いでしょう。
車を返却するときに燃料を満タンにすると
お得なクーポンを配布されたり割引などのサービスがある
運営会社もあるので調べておきたいところです。
次に車を使用する人からすれば
満タンにしてもらえると気持ちよく乗れますからね。
時間に余裕があるなら返却時に
燃料を満タンにしておけばほかの利用者もあなたも
ハッピーになるかもしれませんね。
料金を支払い
カーシェアの料金支払い方法は
主にクレジットカード払いが一般的です。
楽天カーシェアの場合は
楽天ポイントで支払いが可能です。
クレジットカード以外でも対応しているカーシェアもあるみたいですが
利用するサービスの支払い方法がどういうものかも事前に確認したほうがよさそうです。
カーシェアを利用して試乗する場合の注意点
レンタカーも稀に状態が悪い車がありますが
カーシェアも状態が悪い車にあたることがあります。
個人が運営しているカーシェアの場合は
メンテナンスが十分ではないことが多いです。
予約時に車の状態が確認できないシステムなので
実際に利用するまでの状態が把握できないこともあります。
なので、カーシェアを利用する場合に
運悪く状態が悪い車を借りてもそれがすべてではないことも理解してください。
その場合は、やはりディーラーで試乗するほうが
一番手っ取り早いかもしれませんね。
とはいえ、カーシェアでも大手企業が運営している場合は
車の状態は信頼できるので問題はないと思われます。
まとめ
基本的に、レンタカーを利用しての試乗は
あまりお勧めできるものではありません。
借りた時間に制限があったり返却に遅れると
追加料金を支払わないといけなくなります。
その点、カーシェアには時間的な制限がないので
ゆっくりと試乗することができるのです。
ただ、時間が経過するたびに料金が上がっていくので
その辺は注意したほうが良いかもしれませんね。
カーシェアを利用しての試乗もメリットがある反面
デメリットもあるので、すべてを理解したうえで利用するほうがよさそうです。