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タイヤの交換時期は走行距離で決まるって本当?【タイヤの車検基準】

車のメンテナンス この記事は約 5 分で読めます。

タイヤの交換時期は走行距離で決まるものではありません。

車のタイヤを交換しないといけなくなるタイミングは
タイヤの溝なども関係してきます。

一体どれくらいの溝が良くてどれくらいがダメなのかを紹介していくと共に
どんなタイヤが即交換したほうが良いのかなども紹介していきます。

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タイヤは定期的な点検が重要!

車のタイヤというのは、路面に唯一接点があり
車体を支えると同時に「走る」「曲がる」「止まる」という
走行要素の軸となるとても大切な部分と言えます。

なので、タイヤが劣化していたり偏摩耗していたら
走行性能が低下していくのです。

 

さらに、制動距離も伸びるので傷が深かったりひび割れがひどいという場合や
金属の破片が突き刺さっていたという状態で
走行をし続けるとタイヤに重大な損傷を与える可能性があります。

その結果、重大な事故を起こしてしまうという危険もあるのです。

だからこそ、タイヤは定期的な点検をしていたほうが
安全・安心なドライブをすることができるといえますね。

タイヤのトレッド全周には4~9箇所のスリップサインがあります。

このスリップサインが出ていないかという事を
定期的に確認をしたほうが良いですね。

ポイント

また、「デプスゲージ」というタイヤの溝を計測する道具を使い
残り溝が4.0mm以下なら早めに交換をしましょう。

さらに、1.6mm以下なら即交換したほうが良いですね。

 

タイヤの残り溝が少なくなるとタイヤのトレッド面の排水性が低下して
雨の日にタイヤが滑りやすくなってしまいます。

後輪が滑るなら逆ハンドルで対処できますが
前輪から滑り始めるとプロレーサーでも対処することができません。

さらに、過去に経験をした事故ですがタイヤのトレッド面が
減っていて交換しないといけないとディーラーの人に言われていましたが
「交換するお金ないしまだ使える」という考えで使い続けていたことがあります。

ある雨の日にカーブを曲がっていると前輪から滑る感覚を覚えたのです。

超低速の30kmの速度だったにもかかわらず滑り出して
ブレーキを踏んでも止まらずハンドルを回してもなにもできず縁石に
タイヤをぶつけてしまったという経験が筆者にはあります。

縁石にぶつかるまでは色んなことができたし
試す余裕もありました。

それくらいの低い速度だったのです。

そうした経験から、タイヤの溝は確認するようにしていますし
早めに交換するようにしています。

つまり、トレッド面が減りすぎていると
30kmの速度でもハイドロプレーニング現象がおきやすくなるということです。

ちなみに、筆者が事故を起こした当時のタイヤの状態は
スリップサインは見えていなかったのですが
早めに交換すべき状態だったのは間違いありません。

 

タイヤの溝に関しての保安基準とは?

タイヤの溝は走行距離5千kmで1mm消耗すると言われていて
タイヤの溝が1.6mm以下の場合は道路交通法違反となる場合があります。

なので、年数が経過しているタイヤなどや新品に交換した後から
距離を多く走行しているという場合はタイヤの点検をしましょう。

 

タイヤの溝はタイヤの種類によって違いますが
平均的に新品タイヤは8mmの溝の深さがあります。

さらに、スリップサインの盛り上がりというのは約1.6mmです。

タイヤの水とスリップサインが同じ高さになってしまうと
保安基準に適合しなくなり車検に通らなくなります。

パッと見て溝が十分残っているように見えても
片減りをしているという場合もスリップサインが見えることがあります。

1箇所でもスリップサインが出ているタイヤは車検に通らないので交換をしてください。

ちなみに、スリップサインとはタイヤの溝と溝の間にある
1段高くなっている部分を言います。

ポイント

このスリップサインは、タイヤ1周で6箇所あり
場所は、タイヤの横を見ると△マークがありますが
この△マークが表示されている場所にスリップサインはあります。

スリップサインはタイヤの溝と同じ高さになってしまうと
法律違反となり、1箇所であってもスリップサインが出てしまうと走行はできません。

 

タイヤの溝を見て交換時期を判断する簡単な方法

慣れていない人ならタイヤの溝を見ても
余り分からないかピンと来ないかもしれません。

そこで、最も簡単なタイヤの点検方法を紹介していきます。

 

タイヤの溝を点検するには「デプスゲージ」という
溝の深さを計測する道具を買いましょう。

安いもので500円以下で販売していますがデジタルの場合は
900円くらいで販売しています。

デプスゲージは、先端にある針を溝に差し込み
溝の先端までゲージを下げていきます。

そうすることで、溝の深さが明確にわかるのです。

まとめ

タイヤはスリップサインが出てきたら
交換時期と考えて良いでしょう。

走行距離でタイヤの交換時期は決まりませんが
一つの目安にはなると考えられます。

 

また、スリップサインはタイヤの1箇所でも出ていたら
道路交通法違反となるので要注意です。

タイヤはデプスゲージというものでも計測が可能なので
道具箱に一つ入れていても良いといえますね。

タイヤを交換しようという場合は製造年月日にも
注意を向ける必要があります。

なぜなら、古いタイヤほどタイヤの性能をフルに発揮できないからです。

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