「ドアが軽い国産車」「ドアが重いドイツ車」その差はどこから生まれるのか

国産車やドイツ車など外車に乗ったことがある人なら
ドアが軽いとか重いという経験をしたことがあるでしょう。
国産車はドアを閉めた時に「なんだか軽いな」と
そのように感じることが少なくありません。
これは、マツダ・デミオやトヨタ・サイノス、トヨタ・ルーミーなどや
ホンダ・フィットなどを乗って筆者が感じたことです。
ドイツ車はフォルクスワーゲンを所有していたことがあり
3年ほど乗っていたことがあります。
今回は、国産車のドアが軽い事と
ドイツ車のドアが重いという差はどこから生まれるのかについてお伝えします。
国産車のドアが軽いのはなぜか?

国産車は衝突安全性に対しあまり力を入れていなかった
1980年代は重くて分厚い鉄板を使用していたのです。
なので、乗用車というよりも国産車は丈夫で
安全性の高い車だと信じられていました。
鉄の塊のような武骨なスタイルを持っている
ボルボなどやアメリカ車は安全であるといわれていた時代の話。
ですが、現在は衝突時に室内の乗員を保護するという
安全性を考慮したつくりになっているので軽くて壊れやすいボディが採用されています。
「軽自動車は潰れやすいから事故を起こすと危険」
そう思われてきたのはもはや昔の話で
今は、乗用車も軽自動車並みのペラペラなボディになっているのです。
これはエネルギーを吸収して乗員を守るためであり
あえて潰れやすくしています。
ドアが軽いことによるメリット
車のドアが軽いということのメリットとして
軽量化や安全性向上ということが挙げられます。
つまり、ボディ全体を軽くすることでエンジン性能はそのままに
運動性能を上げることができるのです。
意のままに車を操るという楽しさを
存分に味わうこともできるというメリットも考えられるでしょう。
さらに、燃費も格段に良くなるというメリットもあるため
自動車メーカーは車の軽量化にも力を入れているのです。
ドアを閉める音の違いはなぜ起きる?

安全性向上のためにドアを軽くしている国産車ですが
ドアの閉まる音は欧米の車と比べても違いがあることにお気づきでしょうか?
海外メーカーの車に乗ったことがある人は
国産車とドアを閉めるときの音の違いを理解しているでしょう。
これは、ドア自体の重さではなく「ドアヒンジの形状」が
大きく影響しているといえます。
欧州車のフォルクスワーゲン・ポロは小さい車でも
ドアヒンジは「鋳物製」を使用しているのです。
これに対して日本車は、プレス製のものが多いといえます。
鋳物製のドアヒンジはドアを開けた時にむき出しになるように作られていて
少し不格好に見えます。
重圧なドアの開閉音は、こうしたところがポイントになるのです。
また、ドアヒンジはボディ剛性にも大きく影響しており
プレス製は時間の経過によってドアの重みで伸びてやや甘くなります。
鋳鉄製は剛性が高いのでがっちりした感覚が
長期間において維持できるのです。
例えばレクサスRXは当ドアヒンジがプレス製だったのに
フルモデルチェンジではドアヒンジが前後ともに鋳物タイプに変更されています。
車の高級感はエンジンパワーも重要なのですが
ドアの開閉音やクラクションなどの音質も
大きく変化していないといけません。
日本車の高級車は、こうした部分でも配慮が進んでいるといえます。
まとめ
筆者の個人的な意見ですが、日本の自動車メーカーは
日本人を舐めていると思えます。
なぜなら、日本の制限速度は最高でも60キロ
高速道路でも100キロが限界です。
海外では道路によっては200キロを超える速度も
OKな道路もあるくらいなので安全には日本車以上に気を使わないといけません。
さらにいえば、日本の安全基準と世界の安全基準を比較しても
日本の安全基準はかなり低いレベルにあるといえます。
理由は、世界的に見ても制限速度が低いレベルなので
そこまで安全に気を使わなくても良いからでしょう。
