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ストラットタワーバーは何の効果があるのか検証

車のカスタム この記事は約 3 分で読めます。

ストラットタワーバーとは、基本的に
ストラット式サスペンション上部に取り付け
車の剛性アップを狙う部品です。

実際に、ストラットタワーバーを取り付けるかつけないかによって
ボディのねじれは10mm程度の違いが出るといわれています。

たとえば、車が多少キツメのカーブを
70キロの速度で旋回することで
車のボディは若干ですがねじれています。

さらに、車のねじれに限界がくれば
ショックアブソーバーが限界まで縮んでタイヤが滑り始めます。

ですが、ストラットタワーバーを取り付けた後からは
コントロール性が良くなるという傾向があります。

ストラットタワーバーを取り付けるメリット

・ボディ剛性が上がる
・サスペンションについている支持部の変形が抑えられる
・ステアリングの切り始めが早くなる
・サスペンションの性能を使いきれるようになる

以上のメリットがあります。

 

「そんな効果があるなら、どうしてメーカーは導入しないんだよ」

ひょっとしたら、あなたは
そのような疑問を抱くかもしれません。

どうして、メーカーが純正品として
導入をしないのか理由を紹介していきます。

ストラットタワーバーが純正品として導入されないわけ

ストラットタワーバーには、デメリットもあります。

それは、仮に事故を起こした場合に
車の損傷被害が増大してしまう可能性があるからです。

 

たとえば、フェンダー部分に車が衝突したとして
もう片方の関係のないタイヤまでもが衝突の影響を受けてしまいます。

つまり、自走不能に陥る可能性が高くなるということです。

なので、リスクを背負ってまで不特定多数の人が乗る車に
効果があると分かっていても純正導入はしないのです。

しかし、スポーツカーを見ていただければわかる通り
一部の車種にはストラットタワーバーが純正導入されています。

理由は、ターゲットが決まっている車種の場合は
リスクを背負うこともないので堂々と
メーカーは純正導入ができるのです。

しかし、不特定多数の人が所有すると思われるファミリーカーの場合は
ストラットタワーバーの純正導入はあり得ません。

ポイント

なぜなら、ストラットタワーバーを取り付けることにより
アンダーステアになり人によっては運転しにくさを感じるからです。

ちなみに、アンダーステアとは、カーブを曲がるときに
カーブの外側に車が膨らむ走行ラインを言います。

 

なので、スポーツカー以外は
一般的に受けいれてもらえる車両でなくてはいけません。

だから、一般車両にはストラットタワーバーが
純正導入されないということなのです。

まとめ

ストラットタワーバーを取り付けたからと言って
サーキットなどで早く走れるというわけではありません。

ただ、こういう補強パーツは素材にもこだわった製品を選ぶことで
さらに性能を発揮します。

つまり、ストラットタワーバーは何の効果があるのかといえば
車のねじれを多少は抑えられサスペンションの性能を使いきれるということです。

ストラットタワーバーの取り付けに関しては
こちらのページで解説をしているのでチェックしてみてくださいね。

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