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ATF交換しない方がいいって本当?燃費や加速の関連性も紹介

車のメンテナンス
この記事は約 6 分で読めます。

ATF交換に関しては、メーカーによっても
目安となる交換時期は違います。

自動車メーカーによっては「交換不要」となっている場合もあるので
これに関しては取扱説明書を見て自分で判断するしかないでしょう。

ただ、ATF交換不要と言うのも理由と言うものがあり
メーカーが新車購入を促しているわけではありません。

本記事では、ATF交換しないほうが良いって本当なのかや
交換しないことで燃費や加速に影響があるのかについてお伝えしていきます。

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ATFとは何か?

ATFとは「オートマチックフルード」の略で
オートマチックトランスミッションには無くてはならないオイルです。

オートマチックトランスミッションは運転手に変わり
加速によるギアチェンジを自動でしてくれるシステムです。

このようなオートマチックトランスミッションの動作には
ATFが必要不可欠。

ATFは、油圧を発生させるほかにも
潤滑油的な役目もあります。

ATF交換はしないほうが良い本当の理由とは?

ATF交換は2万キロに一度が推奨される場合もありますが
5万キロ以上無交換の場合は、逆に交換しないほうが良いといわれています。

その理由は、ATFを新しいものに交換すると
ATが壊れる可能性があるからです。

 

どうして新品に交換したら壊れるという矛盾が起きるのかと言えば
新品のATFに交換することで浮いた汚れが故障の原因となります。

オートマチックトランスミッションの中には細かい通路が無数にあり
その通路が浮き出た汚れによりふさがれる可能性もあるのです。

そのようなトラブルは、過去にも何度かあったようで
そうした事例から、メーカーは「交換しないほうが良い」と言う判断を下したのでしょう。

ほかにも新品のATFによる清浄作用が強く働き蓄積された汚れが
油路をふさいでしまう場合も考えられます。

他にも汚れが途中でバルブやクラッチに?みこんで
変速不良やクラッチの滑りなどの不具合を引き起こす可能性もあるのです。

ポイント

つまり、既に水晶交換時期を過ぎている車は
ヘタにATF交換をしないほうが良いと言うことになります。

仮にATFに不具合が起きてしまい
修理をするとなれば30万円から100万円は覚悟したほうが良いでしょう。

 

ATFの性能が下がり変速遅れや変速ショック増大など
対象の性能低下が発生しても改善しようとは考えないほうが良いといえます。

理由は、へたにATFを交換すると故障するリスクが高くなるからです。

ATFを交換しないとどうなる?

ATFを推奨している距離で交換しない場合は
永久に交換ができなくなると考えたほうが良いでしょう。

たしかに、ATFを交換する費用が抑えられると
喜ぶ人もいるかもしれません。

 

しかし、車を長く使用したいと考える人にとっては
車の性能を維持したいと思っているので
交換できなくなるのは快適性を失われるのと同じなのです。

ATFを交換しないと、加速が悪くなり燃費も悪化します。

オイルと言うのは使用していると劣化していくので
オイルの効果は年ねん性能低下していると思ったほうが良いでしょう。

新車から車を所有している場合は
2万キロか2年に1度はATFを交換したほうが良いでしょう。

5万キロ以上の中古車の場合は
諦めるしかないかもしれません。

ATF交換はDIYでもできる?

ATF交換はDIYでもできるのかと言えば
多少の知識は必要ですが出来なくはありません。

昔のように「下抜き」だけが選択肢ではないので
上抜きでの作業を行えば知識が無くても問題はないでしょう。

 

上抜きの場合は、ジャッキアップする必要がないので
かなり安全に作業ができますね。

道具をそろえれば値段的に
確かに工賃を超える可能性もあるでしょう。

ですが、次回からは工賃を大幅に抑えられるので
自分で作業をするというのも悪くはありません。

自分でメンテナンスをするという前提で言わせてもらえれば
自分でなんでもしたほうが愛着がわきますし
車の状態も把握しやすいといえるでしょう。

ATF交換はどこでしたほうが良い料金も紹介

結論を言えば、カー用品店よりも
ディーラーで交換したほうが安全です。

理由としては、各メーカーの車に対し
一番詳しいと思われるのがディーラーだからです。

一応、各店の値段を紹介していきましょう。

オートバックス

目安の料金として

  • 軽自動車:6500円~(税込7150円~)
  • 普通車:8000円~(税込8800円~)

となっています。

 

これは「工賃」でありATF込みの値段ではありません。

なので、上記工賃プラス
ATFの料金だと思ってもらえれば良いでしょう。

ただ、5万キロを超えている車に対しては
断られる可能性は高くなります。

ガソリンスタンド

エネオスの場合は量売りで「1650円/L」です。

筆者的に、ガソリンスタンドで
ATFの交換はあまりお勧めしませんが・・・

工賃やATFは安いので
値段を気にする人には最適かもしれません。

ただ、料金の安さだけを求めて
交換を決意するというのはやめたほうが良いと思うのです。

ディーラー

安心と信頼のディーラーでは
走行距離が多少、推奨を超えていたとしても
やってもらえる場合が多いです。

ディーラーなので作業自体に保証があるはずなので
万が一の時も安心できるという特徴があります。

ディーラーのATF交換費用は「8000円~15000円程度」となります。

ただ、上記は工賃のみの値段なので
ATFは別料金になる可能性はあります。

ATF交換で燃費や加速に関係するのか検証

ATFが劣化していくとエンジン出力の
伝達区立が悪くなっていきます。

その結果、燃費や加速が悪くなっていくのです。

 

ただ、徐々に悪化していくため
多くの人は気にならないレベルだといえますね。

劣化したATFを新品に交換したことで
燃費や加速は良くなるのは間違いありません。

ただ、この場合はATFの劣化による性能低下が
新品に交換することで元の性能に戻るといったほうが正解に近いでしょう。

変速ショックも減らせるため
運転中に不快に感じることも少なくなるという特徴もあります。

まとめ

ATF交換は2年または2万キロで
どちらか早いほうで交換となります。

「ATFは交換しないほうが良い」というのは
オートマチックトランスミッションにゴミが入ると
不具合を起こす可能性があるため、業者はやりたがらないのです。

 

実際は「交換不要」ではなく
交換したほうが良い。

ATF交換も上抜きと下抜きがありますが
初めて挑戦をするという場合は上抜きをお勧めします。

ただ、レベルゲージから入れることになるので
ゴミが混入しないように注意しながら作業をしたほうが良いでしょう。

 

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よしぶー

よしぶー

実際にガソリンスタンドに勤務し、エンジンオイル交換や洗車などの作業を5年ほど経験。
自身の愛車も自分で電装パーツの取り付けや、チューニングなども行ったことがある。
ウェブライターとして10年以上の経験があり、車関連の記事など経験をもとに執筆。

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