ミライースのレゾネートチャンバーは無駄！取り外した後の燃費と加速も評価

ミライースのレゾネートチャンバーを
筆者は取り外ししばらく運転をしてみました。

今回はミライースのレゾネートチャンバーを取り外したら
燃費や加速などはどのような変化が出るのかについてお伝えをしていきます。

結局レゾネートチャンバーとは何？

ダイハツの軽自動車でノンターボ車は
たいてい「KF-VE」エンジンが搭載されているはず。

ミライースも「KF-VE」という型式のエンジンが搭載されており
エアクリーナーボックスの前に取り付けられているのが
レゾネートチャンバーというわけですね。

レゾネートチャンバーの役目は消音効果だけではなく
低速トルクアップも期待できるパーツとされています。

ミライースのレゾネートチャンバーを外すには？

少なくとも、「KF-VE」というエンジン搭載の車種は
レゾネートチャンバーを簡単に取り外すことができます。

しかも、工具なしで取り外せるので
プラグ交換なども簡単にできるメリットもあるのです。

見出し：結局レゾネートチャンバーは無駄なパーツなのか？

結論を言えば、レゾネートチャンバーは
無駄なパーツではありませんでした。

燃費だったり加速だったり騒音の音量だったり
色々な面において必要だということが分かりました。

レゾネートチャンバーを取り外した後の加速

とにかくアクセルを踏んでも加速が重くなった感じで
加速していかない。

ただ、加速に乗れば早い感じがしますが
ストレスがたまるというのは間違いありません。

つまり、レゾネートチャンバーがないと
満足する加速はないということになります。

燃費に関しての変化

以上のような結果となりました。

どちらも同じ道を通り
平坦な道で計測しています。

交通状況としては、信号機が多めですが
渋滞は少ないという感じの道です。

ただ、レゾネートチャンバーを取り外した後は
アクセルを吹かさないと加速が重い感じで
加速していかないので通常より踏み込む感じになりました。

その結果「17.4km/L」という
燃費率を叩きだしました。

ミライース標準の燃費計で計測しましたが
交通状況によっても違いは出るでしょう。

音量に関しての変化

完全にご近所さんの迷惑になるくらいの音量となるので
住宅が密集している所に車を止めているなら
レゾネートチャンバーを外しての走行はお勧めできません。

音量は爆音になるくせに
発進は遅い、燃費は悪いと良いことなんて全くないですね。

ダイハツ車のエンジンパーツに無駄なんてあるはずない

しかし、エンジンパーツに関しては
無駄なものなんて一つもないといえる。

昔なら「これを外せば加速が良くなる」というのは
実際にありましたしディストリビューターという点かパーツを
フルトラに交換するだけでも加速はだいぶ良くなった時代もあったのです。

しかし、今の車のエンジンパーツは
そうした市外品ですらデチューンになる可能性を秘めています。

そうした中で、レゾネートチャンバーというパーツを外したところで
何も改善されないのは当たり前の話だというのが
今回の実験で明らかとなりました。

まとめ

筆者は色々なカスタムをしてきた人間ではありますが
ノーマル状態の良さも理解したうえでカスタムを行っています。

レゾネートチャンバーに関しては
取り外しても意味がないどころか
KF型エンジンの性能をフルに発揮できなくなることが分かりました。