IO180-PH Infocarスマートスキャナーを取り付け警告灯が点滅した!OBD診断機の選び方も紹介

筆者はIO180-PH Infocarスマートスキャナーを取り付けましたが
インジケーターに警告灯が点滅したので取り外しました。
本記事では、デミオに取り付けたIO180-PH Infocarスマートスキャナーについてと
OBD診断機の選び方についてお伝えしていきます。
Contents
【IO180-PH Infocarスマートスキャナー】OBD2診断機とは何か
まず「OBD」とは「On Board Diagnostics/オン・ボード・ダイアグノーシス」の略で
日本語にすると「車載故障診断装置」です。
現在の車はコンピュータで制御されているので
目視では確認できない部分が増えています。
なので、車に万が一トラブルが起きたときに
どの部分に故障が出たのかを確認するために
「車載故障診断装置」に診断機を接続して診るわけです。
そうした診断機はプロの整備工場やディーラーでしかないのですが
簡単なタイプが「IO180-PH Infocarスマートスキャナー」というわけですね。
OBD2から読み取れることは?
OBD2コネクターは、最近の車なら取り付けられていますが
これは2009年にOBD2搭載が義務付けられています。
OBDはOBD2にバージョンアップされたことで
規格が共通となりました。
なので、どんな車でもトラブル発生個所が
スムーズに解明されるようになったのです。
OBD2からは色々な電源が集まっているのですが
車の異常や故障を記憶しコードとして表示することで
何に異常が発生したのかがわかるようになってます。
故障コードの基本としては、以下の通りです。
- 「P」で始まる故障コード:エンジンと動力伝達装置に関する故障
- 「C」で始まる故障コード:ブレーキ、ABS、その他シャーシに関する故障
- 「B」で始まる故障コード:エアバッグ、その他ボディに関する故障
- 「U」で始まる故障コード:CAN、その他ネットワーク関係に関する故障
【IO180-PH Infocarスマートスキャナー】OBD2診断機の基本機能
IO180-PH InfocarスマートスキャナーというOBD2診断機ツールの
基本機能をざっくりと紹介していきましょう。
ただ、車種によっても表示できる機能に違いがあるし
計測しない機能もあります。
筆者が所有するデミオの場合は「トルク」「排気温度」などは
計測されませんでした。
ほかにも「エンジンオイルの温度」なども表示されそうなものですが
これも計測されていませんでしたね。
基本的に、ダッシュボードから自分が計測したい機能を選んで
表示させるみたいな感じのことができます。
ほかにも、経済的な運転をしているかや
安全運転をしているかなども数値として自分の運転技術を
確認できるのも面白いところですね。
【IO180-PH Infocarスマートスキャナー】OBD2診断機の必要性と利点
IO180-PH Infocarスマートスキャナーが必要になる場面とは
車を使用中にメーターパネルに何らかの警告灯が点灯したときに
「なんのトラブルなんだろう」という場合に必要になることもあるでしょう。
たとえば、エンジンに何らかのトラブルを抱えたまま走行していると
エンジンが焼き付いたりして大きな故障を引き起こす可能性もあります。
場合によっては走行中にエンジンが停止してしまい
事故を起こしてしまう危険も考えられるでしょう。
プロの整備士はOBD2コネクターにスキャナーを取り付けて
どこに故障が起きたのかを診断することができるのです。
これをDIY版にしたのが「IO180-PH Infocarスマートスキャナー」です。
仮に、故障した部分やエラーが出ている部分を知ることで
修理する部分が明確に理解できます。
場合によっては、修理工場に出す前に
自分で修理することも可能になるのです。
OBD2コネクターは車種によっても一が違う
OBD2コネクターは車種によって
設置場所が違います。
ミライースの場合はエアコンの操作パネルの奥に
コネクターがありました。
デミオ(DJ3FS)の場合は
運転席から見て右側にOBD2コネクターがありました。
車種によって、取り付け位置が違うので
診断機を取り付けて診断する場合は
事前に設置場所を確認したほうがよさそうですね。
IO180-PH Infocarスマートスキャナーを取り付け警告灯が点滅した!
IO180-PH Infocarスマートスキャナーを取り付けて
トラブルが発生した人は動画でもブログでも皆無に等しいようです。
筆者のデミオ(DJ3FS)の場合は、取り付けてから1週間後に
上記動画のようにエアバッグの警告灯が点滅し始めました。
もうね、いきなりですよ。
一般道の道の駅から国道に出ようとした瞬間に
エアバッグの警告灯が点滅し始めたんです。
ディーラーに症状を説明するために
エアバッグの点滅を動画として撮影。
ただ、その原因というのは「診断機能のあるアレだな」というのは
うすうす感づいてました。
ディーラーに行く前に、IO180-PH Infocarスマートスキャナーを取り外し
診てもらうことにしたのです。
原因は通信エラー。
マツダディーラーの整備士が言うには
「診断機能のある社外品、例えばレーダーなどが原因では?」ということでした。
ただ、診断機能のある社外品であれば
レーダーにかかわらず症状が出ることもあるそう。
IO180-PH Infocarスマートスキャナーは常に取り付けるな!
IO180-PH Infocarスマートスキャナーは常に取り付けておく前提で
開発されているようですが、悪さをしないという保証はありません。
筆者のデミオのように、何らかの症状が出る可能性もありますし
最悪、何らかの原因で本当に車が壊れる可能性も否定できないでしょう。
なので、IO180-PH Infocarスマートスキャナーは必要な時に
取り付けて診断機として利用するという方法が一番最適なのではないかと思いました。
つまり、IO180-PH Infocarスマートスキャナーを常に取り付けた状態で
車を使用することは筆者はお勧めしません。
OBD2診断機を選ぶためのポイント
OBD2診断機を選ぶためのポイントですが
あなたが診断機に何を求めているかによっても違いがあります。
さらに、診断機を買うときの許容できる予算によっても
選び方にも大きな違いが出てくるでしょう。
たとえば、めったに故障しない新車に
20万以上もする診断機は必要ではありません。
DIYで趣味程度に車のメンテナンスをしたいという程度なら
10000円以下の診断機でも十分でしょう。
IO180-PH Infocarスマートスキャナーのように
スマホにアプリをインストールして本体はOBD2に接続。
それだけで使用できるタイプのほうが
たしかに満足感はあるといえます。
故障診断だけに使用するという場合でも
IO180-PH Infocarスマートスキャナーは強い味方になってくれるといえます。
ただ、常に取り付けて使用するというのは
筆者としてあまりおすすめできないだけです。
普通にたまに診断するという風に必要な時に使う程度なら
申し分ない性能を誇りますね。
スマホ連携が可能なOBD2診断機は簡単だけどリスクもあるかも?
スマホ連携可能なOBD2コネクターに簡単接続で
使用できる診断機は常に取り付けているとリスクがある可能性も考えられます。
ただ、不要なまでに警戒する必要はありません。
必要な時に取り付けて
診断機能だけを使用すれば全く問題はないでしょう。
常に取り付けているからおかしなことになるのであって
診断したいときに使用するだけなら良いような気もします。
とはいえ、常に使用している状態の場合は
なんらかの記録が残ってしまい悪さしてしまう可能性も否定できません。
そう考えると、使用したいときだけ
特定の機能だけを使用するほうがリスクが低くなるかもしれませんね。
まとめ
筆者はIO180-PH Infocarスマートスキャナーを実際に取り付けました。
そうした中で、診断機能に関しては
良いと思います。
ほかにも水温や燃費などを見たり吸気温度などを見れたりするので
チューニングをした時などの比較にも最適だと感じました。
動画でもIO180-PH Infocarスマートスキャナーについて紹介していますし
どんなトラブルが生じたのかなど詳細も後悔しているので参考にしてみてくださいね。
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