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ミライース(LA300S)にダイレクトパワーハーネスキットを取り付けた感想!取り付け方も紹介

ミライース(LA300S)にダイレクトパワーハーネスキットを
取り付けました。

ダイレクトパワーハーネスキットは「TYMワークス」の製品で
ミライースに取り付けられる設定はありません。

ですが、同じエンジン型式の車に取り付けが可能のようなので
流用をしてみたのです。

本記事では、実際にミライースに
ダイレクトパワーハーネスキットを取り付けた後の感想を紹介します。

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ダイレクトパワーハーネスキットというのは何なのか

ダイレクトパワーハーネスキットとは
「TMワークス」が販売している点火系のチューニングパーツです。

標準装着されているノーマルハーネスでは
イグニッションコイルの入力電圧の電圧降下が
約0.6V~0.8Vほどであるといわれています。

 

さらに、経年劣化によって接触抵抗も増えている場合は
余計に電圧降下していくのです。

仮に電圧降下が発生したとすれば
失火の原因となったりします。

その結果、イグニッションコイルに負荷がかかって
イグニッションコイルが故障する可能性もあるのです。

ですが、ダイレクトパワーハーネスキットを取り付けることで
イグニッションコイルの入力電圧降下は0.2V以内となるでしょう。

そうなれば、車の本来の性能が最大限に発揮できるといえます。

ポイント

ダイレクトパワーハーネスキットは
以下のような効果を期待することができます。

1.電圧降下を抑制
2.イグニッションコイルへの負担軽減
3.高回転時の失火防止
4.点火力アップ

 

そんなに効果があるのにどうしてメーカーは採用しないのか

ダイレクトパワーハーネスキットに関しては
オカルトパーツではありません。

ですが、「そんなに効果があるのに、なぜメーカーは採用していないんだよ」と
そういう疑問を持つ人も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 

疑念を抱きつつ、ここまで読み進めていただけた人にだけ
どうして、メーカーが採用しないのかをお答えします。

その理由としては、メーカーは万人向けの車を販売しなければいけません。

たとえば、ミライースならレース仕様にして
加速を良くしたとしても、誰も買わないのです。

なぜなら、ミライースはエコカーであり
ターゲット客の多くは「燃費」を気にする人が多いからです。

つまり、ミライースを求める人の多くは加速や走りの良さではなく
燃費の良さを重きに考えています。

メーカーにも販売戦略というものを考えないといけませんし
コスト面というのも考えないといけません。

でたらめに加速性能を良くしても
ターゲット層が喜ぶとは限らないのです。

さらに、トラブルになる可能性がある余計なパーツを取り付けることで
値段が上がってしまっては、余計にだれも買わなくなるでしょう。

ただ、加速にこだわるお客さんに絞って車を作り直せば
ひょっとしたら、違うターゲット層にもアプローチできるかもしれないですね。

とはいえ、そのようなことをすると中途半端な車になり
余計に売れなくなるのが目に見えています。

なので、効果があるとわかっていても
取り付けられないので採用しないのです。

コストも無限大に発生するわけではないし
販売価格が上がりすぎるのもあまりよくないとメーカーは考えているはず。

ポイント

そういうことを考えれば
ダイレクトパワーハーネスキットみたいな装置は
メーカーは最初からミライースには取り付けないのが正論でしょう。

もし、このようなパーツをケーカーが用意するとすれば
ダイハツ・コペンかもしれません。

 

ダイレクトパワーハーネスキットはミライースに設定がないけど取り付けは可能?

結論を言えば、エッセもミライースも
エンジンは「KF-VE」です。

確かに細かいシリーズが異なりますが
それはエンジン内部の細かい部分に変更があるだけ。

 

エンジン外部に取り付けられているセンサーやハーネスなどのカプラーは
同じものが使われています。

エッセは「43kW (58 ps)/7,200 rpm 65 N・m (6.6 kg・m)/4,000 rpm」で
ミライースよりも性能は上なので、取り付けは難しいと考える人もいるでしょう。

確かに、ECUなどはエッセ独自の設定があるかもしれませんが
筆者は「取り付けは可能」と判断したのです。

とはいえ、取り付けは自己責任でお願いします。

ミライースにダイレクトパワーハーネスキットを取り付ける方法

ミライースの場合は・・・っていうより「KF-VE」というエンジン型式の場合は
エアクリーナーボックスの前にある「レゾネートチャンバー」を外すことから始めます。

レゾネートチャンバーの外し方に関しては
エアクリーナーボックスに接続されているホースに
突起のあるパーツがあるので引き抜くだけです。

 

レゾネートチャンバーは上に持ち上げながら
ホースを外すように手前に引っ張っていけば外れます。

もし、外れにくいようでしたら左右に揺らしながら
外すという方法もあるのです。

レゾネートチャンバーを外すと
イグニッションコイルのカプラーが見えます。

このカプラーを一つだけ外して
台入れくとパワーハーネスキットのカプラーを
イグニッションコイル側に取り付けもう片方もカプラーを取り付けます。

これは、付くようにしか付かないので
逆に取り付けるということはあり得ないでしょう。

取り付け前には、必ずダイレクトパワーハーネスキットのカプラーが
イグニッションコイルのカプラーと一致するかを確認しておいたほうが良いかもしれません。

順番が分からなくならないように
作業は一つずつ取り付けるほうが良いと思います。

一つ一つが分かるように
番号をつけておくのも一つの方法かもしれません。

 

ダイレクトパワーハーネスキットにはアース線もついているので
ボディに接続するかバッテリーのマイナス端子に接続するかのどちらにするかは
ケースバイケースで良いと思います。

筆者はボディにあるネジ部分に
接続しました。

 

ミライースにダイレクトパワーハーネスキットを取り付けて走行してみた感想

筆者のミライースは、いうほど経年劣化していなかったのか
ダイレクトパワーハーネスキットを取り付けても体感はできませんでした。

やはり、微々たる性能アップをしたとか改善されたというのは
体感できるレベルにいはならないということでしょう。

 

筆者は体感できませんでしたが
ほかの人は体感できるかもしれません。

とはいっても、ダイレクトパワーハーネスキットは
イグニッションコイル負担をかけさせないパーツです。

なので、イグニッションコイルの寿命を延ばすという意味では
効果てきめんではないかといえるでしょう。

筆者の場合はエンジンチェックランプは点灯しませんでしたが
取り付けて仮に点灯したとしても、対策品があるので
対策品を追加購入すれば問題はないでしょうね。

取り付け自体は、イグニッションコイルのカプラーに
割り込ませる感じで取り付けるのでさほど難しいというわけではないですね。

ただし、取り付けは自己責任でおねがいします。

まとめ

ダイレクトパワーハーネスキットは
イグニッションコイルの電圧降下を防ぐパーツです。

エンジン型式がKF-VEなら
どれでも取り付けは可能といえます。

 

ECUの専用セッティングは必要ないので
あまり心配する必要はないでしょうね。

公式サイトにいは「加速アップする」とは
一言も書いていないのでイグニッションコイルの寿命を
伸ばすということが目的なのかもしれませんね。

取り付ける自信がない場合は
当たり前の話ですが取り付けはしないほうが良いでしょう。

ただ、ミライースでダイレクトパワーハーネスキットを
取り付けているミライースは、日本全国でも筆者の知る限りでは
筆者のミライースを含めて3台程度くらいしかいないかもしれませんね。

基本的に設定がないので、取り付ける自信がない人のほうが多いのかも。

 

 

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